広場周辺の建物など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 23:18 UTC 版)
フラミニアのオベリスク 古代ローマ時代の紀元前10年に、アウグストゥス帝によりエジプトのヘリオポリスから運ばれてきたラムセス2世のオベリスクである。当初、キルクス・マクシムスに建てられていたが、1589年にシクストゥス5世によりこの場所に移設された。高さ約24メートルで、基盤も含めれば36メートルの高さがある。ポポロ広場のオベリスクと呼ばれることもある。 ポポロ門 1475年にローマ教皇シクストゥス4世により建てられた門。ファサードはバロック期の著名な彫刻家であり建築家でもあるベルニーニの設計による。古代ローマ時代には、この位置にフラミニア街道が通過するフラミニア門が建っていた。 噴水 広場の西端にネプチューンの噴水 (Fontana del Nettuno) が、東端のピンチョの丘の麓にローマの神々とピンチョの麓の噴水 (Fontana della Dea di Roma e terrazza del Pincio) が、広場中心のオベリスクを囲むようにオベリスクの噴水 (Fontana dell' Obelisco) がある。これらの噴水は、19世紀に Giovanni Ceccarini のデザインにより造られた。 サンタ・マリア・デル・ポポロ教会 ブラマンテ、ラファエロ、ベルニーニらが建設に携わった。カラヴァッジョの壁画など美術品を多く有する。 双子教会 17世紀に建設された2つの教会で、サンタ・マリア・イン・モンテサント教会とサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会。
※この「広場周辺の建物など」の解説は、「ポポロ広場」の解説の一部です。
「広場周辺の建物など」を含む「ポポロ広場」の記事については、「ポポロ広場」の概要を参照ください。
- 広場周辺の建物などのページへのリンク