市の歴史で重要な出来事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 10:12 UTC 版)
「ベイシティ (ミシガン州)」の記事における「市の歴史で重要な出来事」の解説
1990年9月、タンカーのMVジュピターが、トータル・ペトロリアム・ターミナルでガソリンを陸揚げしていた。通りかかった貨物船のバッファローがかなりの速度で移動し、その作った航跡のためにジュピターを桟橋から解き放ってしまった。火災と爆発が続き、1人の男が溺れた。その後かなりの法廷闘争が行われ、バッファロー所有者に不利な裁定が下ったが、控訴された。控訴裁判所の裁定は下級審の判断を支持し、バッファローの過剰な速度に対して責任の50%、ドックの運営者は腐った木製杭について責任の25%、ジュピターはその積荷に対する不適切な作業について25%の責任があるとした。 2009年1月、ベイシティが全額所有する電力会社ベイシティ電灯電力が、マービン・シャーの家に受電を制限する「リミッター」を取り付けた。シャーは93歳の契約者であり、1,000ドルを超える未払い額があった。ベイシティ電灯電力はリミッターを付けることで顧客に未収金を集めるという意思表示をした。市の職員はシャーの家を訪ねることができず、その後シャーは既に小切手を作っていたがそれを郵送できていなかったことが判明した。シャーはそれから数日後に低体温症で死亡した。その死の翌日、ベイシティ電灯電力は全ての世帯からリミッターを取り外した。後にシャーはその遺産をベイ地域医療センターに遺贈したことが分かった。家族の推計では、その額は50万ドルを超えるとされていた。 2010年10月12日、建設から113年を経た歴史ある市役所で、屋根裏の火事でスプリンクラーを2時間近く作動させ、少なからぬ損傷を受けた。損傷の大半はスプリンクラーからの水によるものだった。火事は160万ドルを掛けた屋根工事の最中に起きた。調査の結果、出火場所で労働者がグラインダーを使ってボルトを切断しており、その火花が火事に繋がったと判断された。現場にきた消防士は、近付きがたい場所だったので、5時間近くも火と戦うことになった。
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