岩木山(青森県)
1625m 北緯40度39分21秒 東経140度18分11秒 (岩木山)(三角点) ※座標は世界測地系による
概要
安山岩(SiO2 56~64%)の成層火山。主成層火山は緩傾斜の裾野と急峻な山体上部とからなる。頂上部に直径800mの破壊された火口があり、
それを埋めて現在の岩木山山頂など2個の溶岩円頂丘を生じた。西・南麓に3個の寄生火山があり、山頂部や山腹斜面に多数の爆発火口がある。
山頂北東側の赤倉沢の馬蹄形火口は大規模な山体崩壊の跡で、北東山麓の岩屑なだれ堆積物には多数の流れ山地形がある。
有史後の噴火は水蒸気爆発。泥流を生じやすい。北東約10kmの一帯でしばしば地震群発。
別名、津軽富士、岩城山、岩鬼山、奥富士、アソベノ森。
最近1万年間の活動
歴史時代以前の活動については不明な点が多いが、山頂を構成する溶岩ドームは1万年より新しいと考えられる。
記録に残る火山活動
過去の火山活動履歴
※「概要」及び「最近1万年の活動」については日本活火山総覧(第3版)(気象庁編、2005)、「記録に残る火山活動」については前述の活火山総覧及び最近の観測成果による。
火山活動解説資料 気象庁が実施した火山観測データの解析結果や、火山活動の診断結果を掲載します。毎月1回、上旬に公表します。 |
岩木山と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
Weblioに収録されているすべての辞書から岩木山を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から岩木山を検索
- 岩木山のページへのリンク