大宮神社 (山鹿市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大宮神社 (山鹿市)の意味・解説 

大宮神社 (山鹿市)

(山鹿大宮神社 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/13 10:03 UTC 版)

大宮神社

拝殿
所在地 熊本県山鹿市山鹿196
位置 北緯33度0分42.8秒 東経130度41分42.4秒 / 北緯33.011889度 東経130.695111度 / 33.011889; 130.695111座標: 北緯33度0分42.8秒 東経130度41分42.4秒 / 北緯33.011889度 東経130.695111度 / 33.011889; 130.695111
主祭神 景行天皇
阿蘇十二神
社格 県社
創建 不詳
別名 山鹿神宮
例祭 8月16日
11月15日
主な神事 山鹿灯籠まつり
地図
大宮神社
テンプレートを表示

大宮神社(おおみやじんじゃ)は、熊本県山鹿市山鹿に鎮座する神社である。景行天皇を主祭神とし、阿蘇十二神を併せ祀る。旧社格は県社。

由緒

第12代景行天皇が筑紫(九州巡幸の際、現社地に行宮(あんぐう、仮の御所)を営んだと伝える。その後、行宮の跡地に天皇を祀ったのが起こりといわれている[1]

1072年延久4年)、菊池則隆が阿蘇十二神を勧請して併せ祀り、田地36町歩を寄進した。山鹿の鎮守として、代々の領主・藩主らをはじめ篤い崇敬を受けてきた。1871年明治4年)、山鹿神宮と改称。1940年昭和15年)、大宮神社と改称し、1943年(昭和18年)県社となった[2]

神域は約1万平方メートルで、八坂神社をはじめとする境内社や奉納された灯籠を保存する「燈籠殿」、猿田彦石碑群などがある[3]

祭神

例祭日

山鹿燈籠

山鹿灯籠まつり

  • 8月15日より17日の未明にかけて奉祝される例祭は、「山鹿灯籠まつり」として全国的に知られる。景行天皇御到着のおり、濃霧のなか里人が松明をもってお迎えしたのが起源で、文禄年間(1592年1596年)に松明を紙製の灯籠に代えて奉献することになったという[4]

境内社

交通アクセス

出典

  1. ^ 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年
  2. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年、247頁
  3. ^ 熊本日日新聞社編纂・発行『熊本県大百科辞典』、1982年、109頁
  4. ^ 白井永二・土岐昌訓編集『神社辞典』東京堂出版、1979年、76頁

参考文献

  • 鈴木喬『熊本の神社と寺院』熊本日日新聞社、1980年、50頁
  • 高木盛義『くまもと史跡散歩』熊本新評社、1982年、254-258頁

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大宮神社 (山鹿市)」の関連用語

大宮神社 (山鹿市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大宮神社 (山鹿市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大宮神社 (山鹿市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS