山田康雄・イーストウッド関連とは? わかりやすく解説

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山田康雄・イーストウッド関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:58 UTC 版)

多田野曜平」の記事における「山田康雄・イーストウッド関連」の解説

2009年に『夕陽コレクターズBOX』が発売し『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』の2作品において、当時カットされ日本語吹き替え追加収録が行うこととなったが、クリント・イーストウッド専属声優であった山田康雄逝去しているため、代役として多田野が追加収録部分イーストウッドの声を担当することとなった多田野が代役選ばれ理由は、多田野が担当したアニメ姫様ご用心』のレスリー声を聞いて発売元である20世紀フォックス担当者が「山田雰囲気似ている」「(山田代表作である)ルパン三世のような口調」と評したため、一発で「多田野さんにお願いしたいということになり依頼したという。多田野本人は、なぜ自分選ばれたのかをインタビュー言及されるまで知らなかったため、理由知った際には「なるほど、ありがとうございます(笑)」と話している。 この追加収録多田野は、イーストウッドの声を演じるのは夢であり「心底うれしい。演じたてしょうがなかった」と公言している。また、このイーストウッド吹き替えを行うにあたり、「イーストウッド演じることは、山田さん演じということ山田さん持っている雰囲気どうやって出すか、近づけるか…」ということ考え彼の声を持っている色気ガンマンという設定気をつけて演じるため、『夕陽のガンマン』を朝から晩まで見ていた。一方で弊害もあったといい、本番数日後控えた舞台稽古で、「演技山田さん真似のようになってしまい、共演者からのダメ出し凄かった」と語っている。 本人は昔からイーストウッドが好きで、彼の主演作をいつも見ていたほどでもある。特に、『荒野の用心棒』マンハッタン無宿『戦略大作戦』『ダーティハリー』ガントレット』の5作品好きだ公言している。また、演じたい俳優として「スティーブ・ブシェミピーター・フォンダなどもいろいろあるが、特にイーストウッドの声は今後担当してみたい」と語ったこともある。 上記追加収録以降2009年発売された『イージー・ライダー』のBlu-ray Discや、2012年放送された『ダーティ・ハリーシリーズ』など、地上波放送時カットされていた部分を、山田代役として多田野が担当することが増えている。 2012年にはアニメ映画モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 グレアム・チャップマン自伝』で、山田持ちであったグレアム・チャップマン吹き替え引き継いだ。そして、2017年放送された『白い肌の異常な夜』のイマジカBS新録版では、初めイーストウッド全編吹き替え担当したその後運び屋」ではイーストウッド主演新作映画初の全編吹き替え担当した山田劇団先輩にあたるが、1990年多田野が劇団研究生になった時点では既に舞台に立っておらず、共演はなかった。ただし、毎年末に1度劇団員全員が揃う「総会」では山田一緒になった際、「一人強烈な印象があった」と語っている。また、「これでみんなで飲んでくれ」と言って札束飲み代進呈するなど、「豪気な人だった」とも語っている。 『運び屋』は多田野にとって初となる、山田吹き替えに全く関わっていないイーストウッド主演映画吹き替えであるが、多田野はあくまでも100%山田さんリスペクト演じています」と語り吹き替えについては「活き活きしている頃のイーストウッドよりも、(本作での)年齢重ねたイーストウッドの方がやりやすかったです」と話している。また、山田さん代役として参加した追加収録の方が、よっぽど辛いです」とも話している。

※この「山田康雄・イーストウッド関連」の解説は、「多田野曜平」の解説の一部です。
「山田康雄・イーストウッド関連」を含む「多田野曜平」の記事については、「多田野曜平」の概要を参照ください。

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