山本博 (柔道)
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山本 博(やまもと ひろし、1916年9月9日[注釈 1] - 1993年)は日本の柔道家(講道館9段)。
注釈
- ^ 専門雑誌『近代柔道』の特集では9月5日生としているのに対し[1]、講道館の機関誌『柔道』では9月9日生と記されている[2]。当記事では講道館の公式広報誌たる機関誌『柔道』に拠って“9月9日生”と記載している。
- ^ 試合はまず山本5段が大内刈で技有を先取し、続いて姿5段が内股から変化した大内刈で技有を奪い返すなどし、白熱した接戦の末に時間一杯を戦って引き分けに終わった[1]。段位はいずれも当時。
- ^ 山本自身は“盗み取った”と表現している[1]。
- ^ 陽は東より出て西に沈み水は高きより低きに流れるのと同様、柔道は天然自然の道である、の意。
- ^ 技は人為的なものであるが修練に修練を重ねれば神為的な技にも成り得る、の意。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q くろだたけし (1981年12月20日). “名選手ものがたり26 8段山本博の巻 -浮技の達人/逃襟絞も得意中の得意-”. 近代柔道(1981年12月号)、57頁 (ベースボール・マガジン社)
- ^ a b c d “講道館百周年記念昇段者及び新十段・九段のことば”. 機関誌「柔道」(1984年6月号)、47頁 (財団法人講道館). (1984年6月1日)
- ^ 工藤雷介 (1965年12月1日). “八段 山本博”. 柔道名鑑、62頁 (柔道名鑑刊行会)
- ^ 講道館大阪国際柔道センター指導部長 西岡弘 (2013年10月). “今月のことば -私の修行時代-”. 講道館公式ホームページ (公益財団法人講道館)
- ^ 指宿英造 (2007年3月10日). “全国物故者(九段以上)”. 柔道一代 徳三宝、237頁 (南方新社)
- 1 山本博 (柔道)とは
- 2 山本博 (柔道)の概要
- 3 関連項目
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