山下達郎CM全集 Vol.1
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『山下達郎CM全集 Vol.1』(やましたたつろうシーエムぜんしゅう ヴォリューム・ワン)は、山下達郎初のCM作品集。1984年 に17センチ・アナログ盤として発表。その後1996年6月 に、通算2作目のファンクラブ通信販売アルバムとして収録内容を一部変更の上、CD化された。
注釈
- ^ 牧村憲一は、「山下達郎が手がけた初期のCM作品についてのウイキ。大きな間違いはないのだけれど、足りないところが結構あります。最初からソングライターとしてもヴォーカリストとしても飛び抜けていたし、テストなんて偉そうなことするわけありません」[1]とツイートしている。
- ^ 『Vol.2』に収録。
- ^ 大学をドロップ・アウト以来断絶状態だった山下の父は、テレビから流れたこのCMを見て以来、何も言わなくなったという。
- ^ 「サイダー'74」が出来上がった時に、シングルを切るつもりでいた大瀧は、2年分を1枚のシングルにするという構想を持っていたので、次の「サイダー'75 ⁄ '76」はシュガー・ベイブでお願いしたいという話をしていたという。大瀧自身としては「'73 ⁄ '74」でひとつの物を作り上げたし、次がシュガー・ベイブ、更にまた新たなアーティストが出てきたらその次を引き継ぐ、ということを考えていた。ところがクライアントから「何とかもう一年大瀧でお願いしたい。その次はシュガー・ベイブにするから」と頼まれてしまった。絶対に次はシュガー・ベイブですよ、という確約を取った上で、やむなく「サイダー'75」の制作にかかったものの、大瀧は以前の約束が生きているものと思っていたのでまったくその用意をしていなかったため、未使用となっていた「どんな顔するかな」の演奏トラックのテープ・スピードを落としてテンポ・ダウンし、松任谷正隆のバンジョーとコーラスをダビングし直して作られた。しかし、1976年 にシュガー・ベイブが解散してしまい、広告代理店の人から「あの約束はどうしましょうか?」という打診があった。大瀧は「約束は約束ですから守って頂いて、シュガー・ベイブが解散したのですから、リーダーの山下達郎が歌うというのでいいのではないでしょうか」と答え、山下による「サイダー'76」が制作された。
- ^ 『IT'S A POPPIN' TIME』 1978年5月21日 発売 RCA ⁄ RVC 2LP:RVL-4701/2
- ^ FM東京、FM愛知、FM大阪、FM福岡。なお、沖縄ではFM東京の番組を数本ネットしていたエフエム沖縄の前身“極東放送”(AM放送)で流れていた。
- ^ 『Vol.1 (Second Edition)』に収録
- ^ 「RIDE ON TIME」(2003年2月19日 発売 AIR ⁄ BMGファンハウス CD:BVCR-19604)のシークレット・トラックとしても収録
- ^ 『RIDE ON TIME』 1980年9月16日 発売 AIR ⁄ RVC LP:RAL-8501
- ^ 『FOR YOU』 1982年1月21日 発売 AIR ⁄ RVC LP:RAL-8801
- ^ 「THE THEME FROM BIG WAVE」 1984年5月25日 発売 MOON ⁄ ALFA MOON 7":MOON-713
- ^ 『BIG WAVE』 1984年6月21日 発売 MOON ⁄ ALFA MOON LP:MOON-28019
- ^ 『伊藤アキラCMソング傑作選』 2009年9月16日 発売 SOLID CD:CDSOL-1312
- ^ 「愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-」 1979年4月5日 発売 RCA ⁄ RVC 7":RVS-548
- ^ TBSラジオ『サウンズ・ウィズ・コーク』 1982年4月10日 – 1983年4月2日 放送
- ^ 『MELODIES』 1983年6月8日 発売 MOON ⁄ ALFA MOON LP:MOON-28018
- ^ シュガー・ベイブ『SONGS』 1994年4月10日 発売 NIAGARA ⁄ east west japan CD:AMCM-4188
- ^ 『TATSURO YAMASHITA Sings SUGAR BABE』 1994年4月26日 – 5月2日 中野サンプラザホール
出典
- 1 山下達郎CM全集 Vol.1とは
- 2 山下達郎CM全集 Vol.1の概要
- 3 FIRST SELECTION
- 4 Second Edition
- 5 リリース日一覧
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