少女への愛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 13:51 UTC 版)
基本的に少女に向けられる年長者の愛情をさす。少女の範囲について厳密な定義はないが、一般に未成年者である。愛する方はふつう成人男女で、少女愛者(girllover)とよばれる。英語では、児童・思春期の子供を愛する者はchildloverと呼ばれ、少年を愛する者はboylover、少女を愛する者はgirlloverと分けられる。 少女愛は本来的には生身の少女への愛情である。この意味では、本来の基本的な概念としてのロリコンが少女愛に含まれる。ただし、少女愛の主体は男性に限らず女性も含まれ、後者の女性が主体である少女愛は女性少女愛と呼ばれる。対象の少女が11歳以下である場合は、ペドフィリアと重なって来る。思春期前・思春期初期の子供への性愛を示すペドフィリアは、精神医学では米国のDSM-IVに見るとおり、精神病理と規定されている。 少女愛を容認する見地からは、ペドフィリアは異常性愛ではないと積極的に主張して、小児愛(childlove)を肯定する立場の少女愛と、少女愛はペドフィリアとは異なる正常な愛情であり、プラトニックな面を主張する立場がある。しばしば19世紀英国の文学者ルイス・キャロルがプラトニックな少女愛を実践したシンボルとみなされることがある。 歴史的には中世から近現代にいたるまで欧米には少女娼婦が存在したが、他方、プラトニックに少女を天使のような無垢な存在として称える形の少女愛も存在した。イエスを産んだとき、マリアは12歳前後だった。
※この「少女への愛」の解説は、「少女愛」の解説の一部です。
「少女への愛」を含む「少女愛」の記事については、「少女愛」の概要を参照ください。
- 少女への愛のページへのリンク