小選挙区比例代表並立制を採用している国と地域
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日本以外の採用国一覧国議会制度解説 大韓民国 国会 1963年の第三共和国以降、維新体制(1972年 - 1979年)の間を除き、現在に至るまで使われている。 フィリピン 代議院(下院) 228議席は小選挙区で選出。残る52議席は政党名簿から選出(ただし政党名簿で配分される上限は1政党あたり3議席)。 タイ王国 人民代表院 375議席は小選挙区で選出、残る125議席は比例代表から選出。一時は中選挙区比例代表並立制(中選挙区部分は完全連記制)を採用したが、戻された。 ハンガリー 国民議会 現在使用。部分的に小選挙区と比例代表の死票を集計する全国区があるため、やや比例代表の性格が強い。 リトアニア セイマス 独立後、現在まで使用。全141議席中、71議席を小選挙区で、残る70議席を比例代表から選出する。 中華民国(台湾) 立法院 2007年から小選挙区比例代表並立制へ変更。ただし原住民枠については中選挙区のままである。 パレスチナ 立法評議会 1996年から中選挙区比例代表並立制を導入。ただし重複立候補はなく、また選挙区は完全連記制。 ジョージア ジョージア議会 比例代表は全国1選挙区で有効票の5%以上を得た政党及び政党連合に対し議席配分。小選挙区は決選投票の制度あり。 セーシェル 国民議会 総定数34議席。25議席は小選挙区で選出。残る9議席は10%以上の得票を得た政党に配分 アルメニア 国民議会 総定数131議席。90議席は5%以上の得票を得た政党及び政党ブロックに対して得票に応じて比例配分される。残る41議席は小選挙区で選出(単純多数制)。 ネパール 制憲議会 2008年の選挙で採用された。240議席を小選挙区で、335議席を比例代表で選出。残る26議席は内閣の指名による。 メキシコ 連邦議会 上院は中選挙区比例代表並立制。下院は比例代表部分に調整機能があり、やや比例代表の性格が強い。 タジキスタン 国民議会 ギニア 国民議会 アンドラ 一般会 中選挙区(二人区)比例代表並立制が採用されている。 ブルガリア 国民議会 1990年の制憲議会選挙でのみ使われ、その後完全比例区となっていたが、2009年の国民議会選挙で再採用。 ロシア ロシア下院 1993年から2003年まで使われ、その後完全比例区となっていたが、2016年ロシア下院選挙から再び採用されている。全450議席中、225議席を小選挙区、残りの225議席を比例代表で選出する。 制度の詳細についてはIPU(列国議会同盟)の"PARLINE database on national parliaments"も参照した。
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