小選挙区制導入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 09:58 UTC 版)
1996年(平成8年)の小選挙区制導入に際し、旧群馬3区は、群馬4区と群馬5区に分割されることになり、旧群馬3区選出の3議員(中曽根・福田康夫・小渕)の間で候補者調整が行われた。選挙地盤的にいえば、中曽根と福田が4区、小渕が5区に当たるが、群馬県では福田派の勢力は絶大であり、中曽根は5区から出馬しようとした。 しかし、小渕は、当時の最大派閥・小渕派の領袖であり、元首相・竹下登らがバックに付いていた。このため、最終的に中曽根は、当時の自民党総裁・橋本龍太郎の提案した比例北関東ブロックの自民党終身1位で妥協し、小選挙区からの出馬を断念した。
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