小選挙区の得票不足で比例枠を失った例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 14:38 UTC 版)
「日本の選挙」の記事における「小選挙区の得票不足で比例枠を失った例」の解説
2009年8月の衆議院選挙において、みんなの党は東海ブロックと近畿ブロックでそれぞれ1人、計2人分の当選枠を確保した。ところが、2ブロックの同党の候補者は全て重複立候補で、かつ当該地域の小選挙区で有効票の10%を得られなかったために、比例復活当選の資格を得ることができなかった。このため東海ブロックの議席は民主党の候補者(磯谷香代子)に割り振られ、近畿ブロックでは民主党の候補者不足(2人)もあって合計3議席が自民党(谷公一、谷畑孝)と公明党(赤松正雄)に振り分けられた。 2021年10月の第49回衆議院議員総選挙において、れいわ新選組は東海ブロックで1人分の当選枠を確保した。ところが、同党の候補者は全て重複立候補で、かつ当該地域の小選挙区で有効票の10%を得られなかったために、比例復活当選の資格を得ることができなかった。このため東海ブロックの議席は公明党の候補者(中川康洋)に割り振られた。
※この「小選挙区の得票不足で比例枠を失った例」の解説は、「日本の選挙」の解説の一部です。
「小選挙区の得票不足で比例枠を失った例」を含む「日本の選挙」の記事については、「日本の選挙」の概要を参照ください。
- 小選挙区の得票不足で比例枠を失った例のページへのリンク