2016年ロシア下院選挙(2016ねんロシアかいんせんきょ、ロシア語: 2016 Выборы в Государственную думу)は、2016年9月18日にロシアで行われた連邦議会下院(国家院)議員の総選挙である。
概要
「統一ロシア」は選挙前に選挙制度を改正し、比例代表制から小選挙区比例代表並立制に変更した。これにより、この選挙で「統一ロシア」が獲得した得票率は2011年の下院選挙とほぼ同じであったが、獲得議席数は343議席と前回の238をはるかに凌ぐ結果となった。なかでも小選挙区では225選挙区のうち203選挙区で勝利をおさめ、小選挙区制という制度を活かして議席を伸ばすことに成功し、結果的に「統一ロシア」は前回選挙とほぼ同じ得票率にもかかわらずより多くの議席を占有することができた(右グラフを参照)[1]。
選挙データ
内閣
- 選挙時:ドミートリー・メドヴェージェフ内閣(第10代)
- 選挙後:ドミートリー・メドヴェージェフ内閣(第10代)
投票日
改選数
選挙制度
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得票率5%未満の政党には議席を配分しない阻止条項が規定されている。
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投票方法
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秘密投票、単記投票、2票制(小選挙区・比例代表)
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選挙権
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満18歳以上のロシア国民
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被選挙権
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満21歳以上のロシア国民
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有権者数
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110,061,200
選挙活動
選挙結果
開票の結果、プーチン大統領の与党「統一ロシア」が343議席(4分の3超)、共産党が42議席、自由民主党が39議席、「公正ロシア」が23議席を獲得した[2]。
選挙後
脚注
注釈
出典
関連項目
参考文献
外部リンク