小脳失調症
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眼振、断綴性言語、企図振戦はシャルコーの三主徴として知られている。
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小脳失調症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/07 14:33 UTC 版)
「自己免疫性小脳失調症」の記事における「小脳失調症」の解説
小脳失調症には様々な疾患が含まれており、多系統萎縮症、遺伝性脊髄小脳変性症、皮質性小脳萎縮症、その他の原因が判明した症候性皮質性小脳萎縮症が含まれる。症候性皮質性小脳萎縮症には先天奇形など構造的なものや、腫瘍性のものをはじめ、中毒(アルコール、抗てんかん薬、抗うつ薬、リチウム、抗がん剤など)、代謝(甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏)、免疫介在性(抗GAD抗体陽性小脳失調症、抗グリアジン抗体陽性小脳失調症)、傍腫瘍性(傍腫瘍性神経症候群、特に抗神経抗体として抗Hu、Yo、Ri、Tr、CV2、Ma、PCA2などが知られている)など数多くの原因が報告されている。以下に成人発症で緩徐進行性に小脳失調を起こす症候性皮質性小脳萎縮症をまとめる。 鑑別すべき病態鑑別のポイント腫瘍性 腫瘍性疾患 頭部MRIなど画像検査 中毒性 アルコール性 中毒性全体として詳細な病歴、生活歴、血中濃度など 薬剤性 抗てんかん薬、睡眠薬や鎮静剤、抗うつ薬、リチウム、抗悪性腫瘍薬の使用 重金属 水銀や鉛などの使用状況 化学薬品 農薬や溶剤の使用状況 代謝性 ビタミン欠乏症 血中ビタミンの測定(Vt.E、B1、B6、B12) 甲状腺機能低下症 甲状腺機能の測定 免疫介在性 抗GAD抗体関連 抗GAD抗体、てんかん、糖尿病の合併 抗グリアジン抗体関連 抗グリアジン抗体、下痢、体重減少、皮膚炎の合併 橋本脳症 抗甲状腺抗体、抗NAE抗体、軽度認知機能障害や精神症状 傍腫瘍性 傍腫瘍性神経症候群 全身の腫瘍検索と抗神経抗体
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