小林 真とは? わかりやすく解説

小林眞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 04:04 UTC 版)

小林 眞
こばやし まこと
生年月日 (1950-05-14) 1950年5月14日(73歳)
出生地 青森県八戸市
出身校 東北大学法学部
所属政党 無所属
公式サイト 小林まこと公式サイト

第22-25代 八戸市長
当選回数 4回
在任期間 2005年11月17日 - 2021年11月16日
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小林 眞(こばやし まこと、1950年5月14日 - )は、日本政治家・元官僚。元青森県八戸市長(4期)。元八戸圏域水道企業団企業長[1]

来歴

青森県八戸市白銀町生まれ。八戸市立第二中学校青森県立八戸高等学校東北大学法学部卒業。1975年青森県庁に入庁するが、1979年に改めて自治省に入省。1991年から埼玉県浦和市企画部長を務め、浦和・大宮与野3市の合併に伴うさいたま市政令指定都市への格上げを推進した。1997年に自治省に復職。2005年9月13日、総務省自治財政局財務調査官を最後に退官した[2]

2005年10月30日執行の八戸市長選挙に大島派無所属で立候補し、田名部派無所属現職の中村寿文を破り初当選。得票数は、小林:54,745票、中村:51,557票。投票率は、54.17%。

2009年10月25日執行の八戸市長選挙に大島派無所属で立候補し、田名部派無所属新人の三浦博司と無所属新人の千葉和男を破り再選。投票率は、51.20%。

2013年10月27日執行の八戸市長選挙に大島派無所属で立候補し、無所属新人の清水文雄と無所属新人の久保沢鉄男を破り3選。得票数は、小林:44,526票、清水:8,370票、久保沢:1,841票。投票率は、28.48%[3]

2017年10月22日執行の八戸市長選挙に大島派無所属で立候補し、共産党新人の松橋三夫と無所属新人の清水文雄を破り4選。得票数は、小林:72,718票、松橋:13,889票、清水:10,564票。投票率は、51.04%[4]

2021年10月31日執行の八戸市長選挙に無所属で立候補し、5期目を目指したが、無所属新人で元自由民主党青森県議会議員の熊谷雄一と無所属新人の清水文雄が立候補した。選挙の結果、熊谷が小林に33,000票以上の差を付け当選し、小林は敗れた。得票数は、熊谷:66,857票。小林:33,572票、清水:4,724票。投票率は、55.84%[5]。この落選を以て、政界引退を決めた[6]。同年12月、八戸圏域水道企業団企業長として務めた全国水道企業団協議会会長を吉田延雄阪神水道企業団企業長)を後任として退任[7]

政策・主張

  • 2005年の八戸市長選挙のマニフェスト「八戸前進プラン」において「活力の創出」「安心の確立」「行革と参画」を市政の三つの柱に掲げた[8]
  • 八戸市長就任後、八戸港の市場の機能集約及びハサップ対応型市場の整備構想を掲げ、構想を推進するために2006年8月に「八戸漁港検討会議」を設置した[9][10]
  • 八戸市の中心市街地の活性化のために、「八戸市中心市街地活性化基本計画」の策定を主導。従来の情報提供型の観光施設からは一線を画した、「創造的な市民活動の拠点施設」を基本方針に定めた中心市街地地域観光交流施設(はっち)の建設を推進した[11]
  • 八戸市立市民病院を拠点にする青森県へのドクターヘリ配備を推進し、その結果八戸市への暫定配分に成功した[12]
  • 県の垣根を越えた地域振興を図るため青森県八戸市、岩手県久慈市二戸市、青森県三八地域県民局、岩手県久慈地方振興局・二戸地方振興局で構成される「三圏域連携懇談会」を設置した[13]
  • 2014年より、八戸市長として初めて[要出典]全国市長会副会長を1期務めた[14]

脚注

  1. ^ 表紙の人に聞く 小林 眞氏・八戸市長・全国水道企業団協議会会長”. 水道公論. 日本水道新聞社 (2010年9月1日). 2019年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月21日閲覧。
  2. ^ プロフィール小林まこと後援会[リンク切れ]
  3. ^ 八戸市長選挙(2013年10月27日投票)”. 政治山. 2022年1月2日閲覧。
  4. ^ “小林氏が大差で4選 八戸市長選確定票”. デーリー東北. (2017年10月23日). オリジナルの2017年11月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171109191328/http://www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20171023/201710230P188400.html 2017年11月9日閲覧。 
  5. ^ “八戸市長 熊谷氏/小林氏に3万票差”. 東奥日報. (2021年11月1日). https://www.toonippo.co.jp/articles/-/734307 2022年1月2日閲覧。 
  6. ^ “【八戸市長選】現職小林氏、政界引退の意向”. デーリー東北. (2021年11月1日). https://www.daily-tohoku.news/archives/84036 2021年11月22日閲覧。 
  7. ^ 【人事】 全国水道企業団協議会”. 日本水道新聞. 2021年12月22日閲覧。
  8. ^ マニフェスト 活力創出へ"種まき"「デーリー東北」2006年11月15日付『検証・前進元年 小林八戸市政の一年』[リンク切れ]
  9. ^ リーダーシップ 政策本位 陣頭で指揮「デーリー東北」2006年11月15日付『検証・前進元年 小林八戸市政の一年』[リンク切れ]
  10. ^ “検証・小林市政 1期目折り返しへ(1)”. デーリー東北. (2007年11月13日). オリジナルの2008年5月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080503054947/http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2007/kensho_kobayashi/kensho_kobayashi_01.htm 2022年1月2日閲覧。 
  11. ^ 八戸市(下)ハマと中心街 魚市場集約へ本格始動「デーリー東北」2008年3月5日付『検証08年度予算』[リンク切れ]
  12. ^ “検証・小林市政 1期目折り返しへ(4)”. デーリー東北. (2007年11月16日). オリジナルの2008年5月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080503054958/http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2007/kensho_kobayashi/kensho_kobayashi_04.htm 
  13. ^ 記者会見 18年 6月19日”. 八戸市. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月2日閲覧。
  14. ^ 第84回全国市長会議(通常総会)を開催し、「東日本大震災からの復旧・復興に関する決議」など当面する重要課題6件について決議を決定し、正副会長により実行運動(平成26年6月4日)”. 全国市長会. 2022年1月2日閲覧。

関連項目

外部リンク

公職
先代
中村寿文
青森県八戸市長
2005年 - 2021年
次代
熊谷雄一
先代
尾高暉重
(神奈川県内広域水道企業団)
全国水道企業団協議会会長
2010年 - 2021年
次代
吉田延雄
(阪神水道企業団)

小林真

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 01:42 UTC 版)

こばやし まこと
小林真
本名 小林 真
生年月日 (1983-10-23) 1983年10月23日(40歳)
出生地 兵庫県姫路市
国籍 日本
民族 日本人
血液型 B型
職業 俳優
ジャンル 舞台
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小林 真(こばやし まこと、1983年10月23日 - )は、日本俳優歌手大衆演劇劇団・小林劇団の総座長。

経歴

兵庫県姫路市出身。小林劇団の小林隆次郎と小林真弓の間に長男として生まれる。少年期に一時演劇の世界から離れるが中学卒業後に復帰。2005年に座長襲名[1]2016年に座長を弟の小林直行に譲り総座長となった。

エピソード

2011年に劇団の花形として将来を嘱望されていた弟、小林正利を急性白血病で亡くしている。[2]

2016年4月、熊本県公演中に熊本地震で被災。5月末まで熊本市内にとどまりボランティア活動に携わりながら公演再開に尽力する姿がメディアで取り上げられた。

ディスコグラフィ

シングル

  • 夢の花道(2003年9月25日、日本コロムビア TJSH-40106 ※小林真弓と共名義のシングル「大親分/夢の花道」(両A面)。)
  • 女ごころ(2016年10月19日、LAZY ART LACS-10001、Billboard JAPANシングル総合チャート89位)

DVD

TV

脚注

  1. ^ 。演劇グラフ(2010年10月号)
  2. ^ 中将タカノリ (2014年7月30日). “小林真インタビュー”. All About. 2015年12月19日閲覧。

小林真

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 10:11 UTC 版)

カラフル (小説)」の記事における「小林真」の解説

主人公である「ぼく」の魂が修行のために乗り移った少年中学3年生。絵が得意で美術部所属しているが、学業成績交友関係ぱっとしない中学1年生自認してしまうほどに背が低いことにコンプレックス持っている。口が達者花札唯一の娯楽

※この「小林真」の解説は、「カラフル (小説)」の解説の一部です。
「小林真」を含む「カラフル (小説)」の記事については、「カラフル (小説)」の概要を参照ください。

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