対象年齢の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 19:30 UTC 版)
創刊当初から1980年代頃までは小中学生向け雑誌ではあったが、上記の競合誌と比べて大人っぽい誌面であり、女子高校生をターゲットにしていた時期もあった。1980年代中盤はアニメ作品とのタイアップ漫画を積極的に載せ、低年齢層の取り込みを図った時期もあったが、1988年に『ぴょんぴょん』 が創刊されてからは幼年漫画的な作品はそちらにシフトさせていた。1992年10月に『ぴょんぴょん』を併合した後は、再びそのような漫画を多く掲載するようになるが、対象読者は小学低学年〜中学生のままであった。 だが、2000年代以降は原作・タイアップを問わずに幼年漫画的な作品がさらに増加、2006年に小学校高学年・中学生の少女向けに『ChuChu』を独立創刊してからは読者の低年齢化が加速し、現在では小学生のうち中学年前後の女子児童が主な対象読者となっている。そのため本誌の年齢層は小学校高学年と中学1年生前後の少女を対象読者とする『りぼん』・『なかよし』よりやや低く、少女漫画雑誌全体でも同社の小学校低学年・未就学児の女の子向け幼年漫画・情報雑誌『ぷっちぐみ』 に次いで2番目、講談社の幼児の女の子向け絵本・漫画雑誌『たの幼ひめぐみ』 を含めても3番目に低い。『ChuChu』休刊後、以前の本誌が採っていた小学校高学年・中学生向けの路線の作品は極力本誌に戻さず『Sho-Comi』が中高生に加えて小学校高学年にも読者層を拡大する形で引き継いでいる。
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