審査員によるオーディション(Judges' auditions)
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「アメリカズ・ゴット・タレント」の記事における「審査員によるオーディション(Judges' auditions)」の解説
全米各地の劇場で観客を入れて行なわれる二次選考。1シーズンの初回から数回はこの模様が放送される。審査は2012年までは3人、2013年以降は4人の著名な審査員により行なわれ、演技終了後に3人以上の「YES(合格)」を得ると次の段階に進むことができる。ただし審査員1人につき赤いブザーが置かれており、ブザーを押すと舞台上部に設置されるXライトが赤く点灯。審査員全員のライトが点灯した場合は、その瞬間に演技は途中で打ち切り、失格となる。シーズン3より、多数の観客の反応が審査に影響するようになってきた。まれに、出場者や他の審査員に勝手にブザーを押されてしまうケースもある。 ゴールデン・ブザー(Golden Buzzer) シーズン9から導入された、審査員テーブルの中央に1つだけ置かれた金色のブザーボタン。これが押されるとステージの背景や照明が青を基調としたものから金色に変わり、金色の紙吹雪が舞う。シーズン9においては、他の審査員が赤のブザーを押して敗退が濃厚になった参加者に対し、強く合格を希望する審査員1名が独断で次ラウンドへの進出を即決出来る救済措置として登場。シーズン10以降はこれを押された参加者はその場でラスベガス・ウィークの免除、準々決勝進出が決定するというシステムに変更された。これにより、救済措置というより、審査員にとって最も印象に残る演技や演技に対する最高評価をしたいという意思表明のような意味や観客に称賛された参加者の象徴という要素が強くなった。また、このシーズンから各審査員(ゲストとして参加する1放送限りの審査員含む)が1シーズンにつき1度だけゴールデン・ブザーを押せるシステムとなり、シーズン11以降は司会者にも押す権利が与えられるようになる。シーズン15においてCovid-19の影響によりゲスト審査員が招待されずゴールデン・ブザーの対象となる参加者が減少したため、シーズン16では審査員全員と司会者の同意がある場合、さらに追加で1回押せるシステムに改められた。
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