ニーヤ
(意思表明 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/05 15:21 UTC 版)
ニーヤとは、イスラム教における1つの概念であり、ある行為を神のためにするという心の中での意思表明[注釈 1]を意味する[1]。
イブン・ラジャブの「アル=ナワウィの40のハディースの解説:第1のハディース」によれば、行為は意志表明に従って判断される[2]。
同様にして、ニーヤあるいは意志表明は、儀式的な礼拝行為の要件の中で最も重要である。ニーヤを耳に聞こえるよう発声する必要性についての議論がある。しかし、多くのイスラーム法学者は、ニーヤは心を込めて発せられるものであって発声される必要はない、ということに賛成している。加えて、イスラム教の預言者ムハンマドと彼の教友たちが礼拝前にニーヤを声に出したことがあるという証拠は存在しない[4]。
イスラム教徒は、礼拝やメッカへの巡礼を始める前に、ニーヤしなければならない。
脚注
出典
- ^ World Faiths, Teach yourself - Islam by Ruqaiyyah Maqsood. ISBN 0-340-60901-X. Page 51
- ^ “[http://www.sunnah.org/ibadaat/alamal_bilniyyat.htm Commentary: Hadith "Deeds are by Intentions"]”. 2020年5月19日閲覧。
- ^ “40 Hadith -40のハディース”. 2020年5月19日閲覧。 “行為とは意志にもとづくものであり、人はみな自らの意志した事柄の所有者である”
- ^ Taken from The Prescribed Prayer Made Simple by Tajuddin B. Shu'aib
注釈
- ^ ニーヤは「意志表明」と訳されることが多い。
意思表明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 02:21 UTC 版)
「広島・長崎オリンピック構想」の記事における「意思表明」の解説
秋葉市長は2008年9月15日発行広島市広報誌内のコラムで、「将来の夢」として広島と長崎が共催してオリンピックを行いたいと明かしたものの、この時点では「現実からは遠い夢」と記していた。これに、「核なき世界」を公約にしたバラク・オバマがアメリカ合衆国大統領に当選し、2009年4月にオバマ大統領がプラハでの核兵器廃絶に向けた演説「プラハ演説」を行ったことが追い風となり、秋葉市長は田上市長に招致の意思を提案し、田上市長がこれを了承した。 2009年8月、長崎市で開催された平和市長会議でも共催招致を発言、結果この会議の行動計画に「2020年までに核兵器廃絶を実現した暁には、オリンピックを広島・長崎両市で開催して祝うことができれば喜ばしい」 という一文が盛り込まれた。 2009年10月2日第121次IOC総会で2016年夏季オリンピックがリオデジャネイロオリンピックに決定(つまり東京は落選)し、同年10月9日プラハ演説を行ったオバマ大統領へのノーベル平和賞授与が発表された 後、同年10月11日秋葉市長と田上市長は2020年夏季オリンピック共同開催に向けて招致検討委員会を設置することを正式に表明した。 なお、2010年春までに正式に名乗りを上げるかどうかを最終判断することとした。
※この「意思表明」の解説は、「広島・長崎オリンピック構想」の解説の一部です。
「意思表明」を含む「広島・長崎オリンピック構想」の記事については、「広島・長崎オリンピック構想」の概要を参照ください。
「意思表明」の例文・使い方・用例・文例
- 意思表明のページへのリンク