富田林バファローズスタジアムとは? わかりやすく解説

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富田林バファローズスタジアム

読み方:とんだばやしバファローズスタジアム

大阪府富田林市市営スポーツ公園内にある野球場愛称オリックス・バファローズの名を冠するスタジアムニックネームで、施設正式名称ではない。

富田林バファローズスタジアムは、「スタジアムニックネーム協定に基づき命名された。通常球団側が命名権ネーミングライツ)を取得したであれば命名権料の支払い発生し球場側が球団名利用するであれば商標権料の支払い発生する。スタジアムニックネーム協定に基づく命名はこのどちらも発生しない

オリックス・バファローズ本拠地京セラドーム大阪であり、富田林バファローズスタジアムは二軍なども含めて球団本拠地としては特に使用されない拠点でない施設球団名冠することは初のことであるという。

富田林バファローズスタジアムの名は2012年12月11日発表された。2013年1月から正式に球場愛称として使用されるという。

富田林市立総合スポーツ公園野球場

(富田林バファローズスタジアム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 12:03 UTC 版)

富田林市立総合スポーツ公園野球場
富田林バファローズスタジアム
施設データ
所在地 大阪府富田林市佐備2467-1
富田林市立総合スポーツ公園内)
座標 北緯34度27分19.7秒 東経135度36分42.7秒 / 北緯34.455472度 東経135.611861度 / 34.455472; 135.611861座標: 北緯34度27分19.7秒 東経135度36分42.7秒 / 北緯34.455472度 東経135.611861度 / 34.455472; 135.611861
開場 1994年6月
所有者 富田林市
管理・運用者 オーエンス指定管理者
グラウンド 内野:黒土混合土
外野:天然芝
照明 照明灯 - 4基
照度 - バッテリー間:1338ルクス、内野:933ルクス、内野:530ルクス
使用チーム • 開催試合
なみはや国体
オリックス・バファローズ (ファーム)
収容人員
2,500人
(メインスタンド:1,000人、芝生スタンド:1,500人)
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:13,280m2
両翼:95 m、中堅:120 m

富田林市立総合スポーツ公園野球場(とんだばやししりつそうごうスポーツこうえんやきゅうじょう)は、大阪府富田林市富田林市立総合スポーツ公園内にある野球場。愛称は富田林バファローズスタジアム

概要

1997年なみはや国体に先駆けて、1994年6月にオープン。施設は富田林市が所有している。

なみはや国体の軟式野球会場[1]であったが、実際には硬式野球にも対応。国体終了後は、少年・学生による硬式・軟式・ソフトボールの練習や試合で主に使われている。

2012年からオリックス・バファローズが主催するウエスタン・リーグ公式戦が開催されている。2019年までと2022年は7月に開催されていたが、2023年からは9月に開催されている。

施設概要

  • メインスタンド 鉄筋コンクリート2階建
    • 事務所、会議室、本部室、放送室、審判控室、ダッグアウト、更衣室、シャワー室等
  • グラウンド面積:13,280m2
  • 両翼:95m、中堅:120m
  • 内野:内野:黒土混合土、外野:天然芝
  • 照明設備:照明 - 4基
    • 照度 - バッテリー間:1338ルクス、内野:933ルクス、内野:530ルクス
  • スコアボード:電光掲示式 - 鉄骨造(幅23.5m、高さ17m)
  • 収容人員:2500人(メインスタンド 1,000人、一・三塁側及び外野:芝生 1,500人)
  • 無料駐車場 - 200台(スポーツ公園全体)

交通アクセス

オリックス・バファローズとの関係

  • 2012年12月11日に、オリックス・バファローズの運営会社であるオリックス野球クラブ(以下「オリックス球団」と略記)と富田林市との間で、2013年1月から富田林市立総合スポーツ公園野球場の愛称を「富田林バファローズスタジアム」とする「スタジアムニックネーム協定」が締結された。日本国内において、プロ野球の本拠地以外の球場に特定の球団の名称が使われたのは、「富田林バファローズスタジアム」が初めてである[2]。ただし、呼称表示義務や契約料(ロイヤルティー)が生じないなどの点で、上記の協定は有償によるネーミングライツの契約と異なる[3]
  • 上記の協定を締結したきっかけは、2012年7月15日)に、「富田林市ドリームフェスティバル」のメインイベントとして、オリックス球団が主催するウエスタン・リーグ公式戦のオリックス・バファローズ中日ドラゴンズ18回戦(11-3でオリックスが勝利)が当球場で開催されたことにある。この試合は、一・二軍を通じて、当球場では初めてのプロ野球公式戦であった[4]
  • オリックス球団では、スタジアム協定の締結を機に、ウエスタン・リーグ公式戦の主催試合を毎年7月(2023年からは9月)に当スタジアムで開催するようなった。2013年からは、富田林市の近隣自治体(河内長野市大阪狭山市太子町河南町千早赤阪村)や、富田林市内および近隣にキャンパスを擁する私立大学(大阪大谷大学大阪芸術大学阪南大学)も公式戦の開催を後援。オリックス球団では、富田林市内にある富田林駅近鉄長野線)・金剛駅南海高野線)や河内長野市の河内長野駅(南海高野線と近鉄長野線の接続駅)と当球場の入口を結ぶ無料の送迎バスを、開催日に限って臨時で運行させている(バスの発着駅や運行ルートは開催年によって変動)。なお、日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大していた2020年は、オリックス球団が二軍の主催試合を本拠地(オセアンバファローズスタジアム舞洲)のみで実施することになったため、当スタジアムでの開催は見送られた(2021年も)。以下に、協定締結以降に開かれたウエスタン・リーグ公式戦のカードを記す。
    • 2013年
    • 2014年
      • 7月12日):対福岡ソフトバンクホークス17回戦(8-1でオリックスが勝利)
      • 7月13日(日):対福岡ソフトバンクホークス18回戦(2-1でオリックスが勝利)
    • 2015年
    • 2016年
    • 2017年
      • 7月22日(土):対広島東洋カープ17回戦(5-2でオリックスが勝利)
      • 7月23日(日):対広島東洋カープ18回戦(5-4でオリックスが勝利)
    • 2018年
      • 7月21日(土):対広島東洋カープ20回戦(2-1でオリックスが勝利)
      • 7月22日(日):対広島東洋カープ21回戦(4-0でオリックスが勝利)
    • 2019年
      • 7月20日(土):対広島東洋カープ18回戦(3-2でオリックスが勝利)
      • 7月21日(日):対広島東洋カープ19回戦(4-3でオリックスが勝利)
    • 2022年
      • 7月30日(土):対中日ドラゴンズ19回戦(8-1でオリックスが勝利)
      • 7月31日(日):対中日ドラゴンズ20回戦(5-1でオリックスが勝利)
    • 2023年
      • 9月2日(土):対阪神タイガース23回戦(11-7で阪神が勝利)
      • 9月3日(日):対阪神タイガース24回戦(4-3でオリックスが勝利)
    • 2024年
      • 9月14日(土):対広島東洋カープ18回戦(7-1でオリックスが勝利)
  • 「富田林バファローズスタジアム」の類似例として、東北楽天ゴールデンイーグルスが「フィールドサポートプログラム」[5]として、東北6県の地方球場(2015年8月時点で18か所)を対象に「楽天イーグルス○○球場」と命名するシステムが実在する。このシステムも、野球の普及を目的とした地域との協力活動の一環であるため、前述のロイヤリティーは発生しない。

脚注

  1. ^ 第52回大会の概要日本スポーツ協会ホームページ2014年3月30日閲覧
  2. ^ バファローズスタジアム:市立球場に球団名 大阪・富田林毎日新聞2012年12月11日付配信記事
  3. ^ 愛称は「バファローズスタジアム」大阪・富田林の球場 朝日新聞2012年12月12日付配信記事
  4. ^ 富田林市にて初のウエスタン・リーグ公式戦を開催!オリックスバファローズ2012年5月29日付配信記事
  5. ^ 該当記事

関連項目

外部リンク



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