宝川【タカラガワ】(観賞樹)
登録番号 | 第11700号 | |
登録年月日 | 2004年 1月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | 宝川 よみ:タカラガワ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 1月 14日 | |
品種登録者の名称 | 服部進 | |
品種登録者の住所 | 愛知県海部郡十四山村大字鳥ケ地新田字下之割90番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 服部進 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ブライダルケイコ」の枝変わりであり、花序のタイプは単生、花は明紫赤色で半剣弁、カップ咲、弱香の大輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高は高である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部はかなり多、枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや長、幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は灰緑、光沢は中、厚さは薄、硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径は大、高さは高、花弁表面の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、裏面の色は鮮紫ピンク(同9705)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはかなり厚、硬さは中、数は60以上、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さ及び太さは中、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は中である。「デバイン」と比較して、とげの色が紅紫であること、花弁表面の色が明紫赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に育成者の温室(愛知県海部郡十四山村)において、「ブライダルケイコ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「宝」であった。 |
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