安田バイパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:58 UTC 版)
起点:新潟県阿賀野市六野瀬(下六野瀬交差点) 終点:新潟県阿賀野市寺社字鴨深甲(鴨深交差点) 延長:5.6 km 構造規格:第3種第1級(寺社地先、14工区)および第3種第2級(六野瀬 - 寺社、12・13工区) 車線数 - 暫定2車線(完成4車線) 設計速度 - 80 km/h(第1級区間)および60 km/h(第2級区間) 国道49号の旧北蒲原郡安田町内の区間は、市街地を経由する区間であったため、交通量が多く、流れが悪い区間であった。これに伴って阿賀野市六野瀬から寺社に至る延長4.3 kmの区間が「安田バイパス」として1977年度(昭和52年度)に着手され、1985年(昭和60年)に暫定2車線で開通した。 水原バイパスは起点から一般国道290号までの延長1.2 kmの13工区、国道290号から旧道交差点までの延長3.1 kmの14工区、旧道交差点から終点まで延長1.3 kmの15工区に分けられる。13・14工区は当初整備された区間である。水原寄りの寺社から寺社字鴨深甲に至る1.3 kmの区間(14工区)については、新潟県東部産業団地へのアクセス路線を兼ねて2002年(平成14年)から整備が進められたが、予定地の水田付近で遺跡が出土したことから、発掘調査を並行して実施。新潟国道工事事務所ではこの遺跡は中世の集落跡との推定をしており、規模から当時の有力者の屋敷跡ではないかと発表している。この区間は2006年(平成18年)11月24日に供用が開始され、前述の供用済み区間とあわせて安田バイパス区間全線の延長5.6 kmが開通した。この開通により同年度をもって安田バイパスは再び事業休止となった。 全区間が平面交差、暫定2車線で供用されている。また、一部区間で路側放送が行われている。
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