宇宙植物怪獣 ソリチュラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 08:18 UTC 版)
「ウルトラマンメビウスの登場怪獣」の記事における「宇宙植物怪獣 ソリチュラ」の解説
第40話「ひとりの楽園」に登場。 謎の時空波に引き寄せられてモリマ山に落下した隕石に潜んでいた、宇宙植物。周囲の木々を触手で取り込みながら成長を続け、一晩で巨体と化す。あらゆる生物、さらには地球自体と同化することが目的で、成長を続けることによって体中に白い花・ソリチュランフラワーを咲かせ、自らの下僕ともいえる植物怪人ソリチュランに変えて暗躍する。また、頭部から神経を麻痺させる黄色い毒花粉を噴射することや、全身だけでなく地下に張り巡らせた地下茎を自在に操って攻撃することが可能である。根の部分にはソリチュランによって捕えた人々を取り込んでおり、GUYSもうかつに攻撃できなかったが、メビウスのメビュームブレードで上半身を切断され、核ともいえる頭部にメビュームシュートを受けて青い炎を上げながら炎上し、消滅する。 スーツアクター:末永博志 デザイン:酉澤安施デザインイメージは大木で、松のようなシルエットを意識している。 名前は英語で「孤独」を意味する「solitude」から。 神経を麻痺させる黄色い毒花粉に含まれる成分「ソリチュラ化合銀」は、『ウルトラマン80』に登場する怪獣ゾラの毒花粉にも含まれる成分であると設定されている。公式サイトWEBメビナビでは、両者は同じ星の植物から進化したものと推測している。 第40話の脚本を担当した朱川湊人は、当初は『ウルトラマン』のケロニアを登場させることを希望していたが、第1期シリーズの怪獣はなるべく外すという方針であったため、新怪獣のソリチュラに変更された。 小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』では、寿命を迎えるとホウセンカのように種子を宇宙に放ち、他の惑星に根付かせるというソリチュラの繁殖システムが語られている。また、すでに約760個以上の惑星がソリチュラに同化されているという。
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