宅配ボックスに入れることができない物品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 21:16 UTC 版)
「宅配ボックス」の記事における「宅配ボックスに入れることができない物品」の解説
以下の物品は、配達会社の規定、あるいは宅配ボックスメーカーの規定により、正式に、宅配ボックスへの配達は禁止されている。 チルド便(冷蔵便)・冷凍便や生もの。基本的に生鮮食品や生物については宅配ボックスの利用が行えないが、COVID-19の影響もあり、Uber Eatsに代表される出前サービスにおいては対面で引き渡すことを避けるため宅配ボックスを用いて受け取るユーザーも増えており、事業者側も柔軟な対応を見せている。しかしながら確実に利用できるとは限らないため注意が必要。 簡易書留を含む書留郵便 配達員がお金を受け取る必要がある代金引換や送料着払い。 各宅配事業者の正式な貴重品配達サービス(ヤマト運輸のセキュリティーパッケージ、佐川急便のセーフティサービス、日本郵便のセキュリティゆうパックやレターパックプラスなど対面での引き渡しが前提であるサービス)。 宛先住所末尾に「宅配ボックス禁止」と書かれている時。 ※メール便は郵便受けに配達が原則であるが、厚くて入らない場合は宅配ボックスに入れることができる。ただし宅配ボックスに入れて紛失しても、損害賠償は無い。 また、以下の場合は、宅配ボックスには物理的に入れることができない。 宅配ボックスが満杯のとき。後述の通り、スタンドアローン方式は管理用通信回線が接続されていないため、ボックスが満杯になりがちである。 大きくて宅配ボックスに入らない時、または入るサイズの大きいボックスが空いていない時。 宅配ボックス会社に事前に会員登録していない時、または入庫禁止に設定している時。 また以下の場合は、配達員の判断によっては宅配ボックスに入れないことがある。 宛先の人物の居住確認できない場合。すなわち、郵便受けに表札が無く、宅配ボックスの液晶画面にも名前が表示されない場合は、宛先の部屋に住んでいるという確認が取れないため、宅配ボックスには入れないことがある。 重量物。重量物は住人がボックスから取り出して運ぶのに労力がかかり苦情の原因となりうるため、宅配ボックスには入れないことがある。 品名が無記載の場合。無記載だと生ものが入っている可能性があるため、宅配ボックスには入れないことがある。 品名が「食品」の場合。「食品」と書かれているだけだと生ものが入っている可能性があるため。また、食の安全の観点から、具体的な食品名が書かれていても宅配ボックスには入れないことがある。 配達員が宅配ボックスへの入庫方法が分からない時、または宅配ボックスの存在自体に気付かなかった時。 その他、配達員の経験上、宅配ボックスに入れるとトラブルになる可能性があると判断した時。 以上のような場合でも宅配ボックスへの配達を希望する場合、宛先住所の末尾に「不在時宅配ボックス希望」と記載が推奨される。この旨が記載された場合は客からの指示であるから、どの配達会社の配達員も極力宅配ボックスに配達するように努める。
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