スタンドアローン方式(自主管理方式)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 21:16 UTC 版)
「宅配ボックス」の記事における「スタンドアローン方式(自主管理方式)」の解説
この方式は宅配ボックスが通信回線で宅配ボックス会社と繋がっていないので、長期滞留荷物がないかどうかのチェックはマンションの管理人が本来は行う必要がある(自主管理)。しかし、実際にはそういったチェックはマンション管理人の日々の管理業務に組み入れられていないケースが多いため、長期間取り出されない荷物の影響で空きのボックスが常に少ない状況となり、満杯になりやすく、配達員が入れたくても入れられないことが多い。管理不徹底のためにボックス満杯状態が慢性化するとマンション住民・配達員双方の大きな不満となり、物件の資産価値も下がる。 現住民の名前を宅配ボックスに表示する機能がなく居住確認ができないため、転居の可能性を考慮して配達員が入庫しなかったり、転居済みの人宛ての荷物が入庫されることがある。 扉が開かないなどのトラブル時に、宅配ボックス会社は遠隔操作でサポートすることができないため、マンション管理会社による翌日以降の出張対応となる。(出張作業費がかかる場合もある) すべてのダイヤル式ボックスと、ほとんどのメーカーの電子式ボックスがこの方式である。
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