孔雀と血縁のある人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:52 UTC 版)
孔雀と血縁関係にある人物を列記する。 朋子(ともこ) 孔雀の双子の姉で同じ黄幡星の御子、闇曼荼羅の中心に立つ天蛇王の宿命を背負った女性。 幼いころは父慈覚や孔雀と共に裏高野からの刺客から逃走する日々を送っていたが、八葉の老師の策略により、父や弟と引き離され、当てのない孤児としてさまよっている内に、ジークフリート(六道衆によってサイボーグ化されたアドルフ・ヒトラー)に拾われ育てられる。 幼少時のショックから記憶を無くしており、人形のような生活を送っていたが、アシュラや黄との出逢いにより人の心の温かさに触れて、黄と愛し合うようになる。しかし父慈覚のミイラと対面したことで、過去の忌まわしい記憶が蘇り、真の天蛇王として覚醒する。 最終決戦後は黄と共に中国で暮らして息子「明星」を産むが、明星を狙うイザナギによる呪いをうけて仙境に保護されている。 『ライジング』ではチベットでおきた飛行機事故で死亡したとされており、登場せず。 慈覚(じかく) 孔雀と朋子の父親、慈空の弟子で当時、裏高野最強と言われた退魔師である。 日に日に強大になる闇の力を憂い、孔雀王を復活させようと自ら冥界に入るが、孔雀王の魂がすでに死滅していたことに絶望する。その時に、ある魔族の女に救われ愛し合い、黄幡星の御子である孔雀と朋子をもうける。 妻と別れた後は、たった一人で裏高野の刺客と戦い続けるが、あてのない逃避行に疲れ果てたところを八葉の老師につけ込まれ、その手で朋子の心を殺してしまう。その後、自責の念にさいなまれながら即身仏となり、天蛇王に殺された孔雀に命を与える。 朋子と孔雀の母 / 冥道(みょうどう) 慈覚が冥界で出会った魔族の女性、その正体は全ての亡者を救おうと地獄を彷徨う地蔵菩薩の化身である。鳳凰の策略で冥界に落ちた孔雀に希望を託し現世に送り出す。 『ライジング』では太平洋戦争当時の尼僧で、護り本尊も当然地蔵菩薩。戦争の影響から現世との距離が近くなった地獄に潜って迷う魂を救っていた。
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