女鹿駅
(女鹿信号場 から転送)
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女鹿駅 | |
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駅舎(2023年7月)
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めが Mega |
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◄吹浦 (3.6 km)
(5.1 km) 小砂川►
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所在地 | 山形県飽海郡遊佐町吹浦字女鹿[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■羽越本線 |
キロ程 | 189.7 km(新津起点) |
電報略号 | メカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
4人/日(降車客含まず) -2004年- |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)4月1日[注 1][2] |
備考 | 無人駅[1] |
女鹿駅(めがえき)は、山形県飽海郡遊佐町吹浦字女鹿[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
山形県最北端の駅である。停車する列車は酒田 - 秋田間を運行する普通列車のうち、上りが朝6時と7時だけ、下りが12時・夕方16時、18時、19時の計6本が停車するのみで、その他の列車はすべて通過する[注 2]。 またJR東日本では最も早い終電と最も遅い初電になっている
歴史

「女鹿」の横に白い「□」が3つ描かれているのは信号場時代の名残で、もともと「女鹿信号場」と書かれていたのが塗りつぶされたものである。
- 1962年(昭和37年)10月30日:国鉄の女鹿信号場として飽海郡遊佐町に新設[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日[注 1]:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。駅に昇格[2]。女鹿駅開業[2]。
- 2010年(平成22年)4月1日:象潟駅から羽後本荘駅に管理駅が変更となる。
- 2015年(平成27年)6月28日:午前6時10分ごろ、羽後本荘発酒田行き普通列車が停車予定だった当駅を誤って通過[3]。
- 2016年(平成28年)3月:新駅舎の使用を開始。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][4]。
駅構造
単式ホーム1面1線と、ホームのない副本線1線を有する地上駅である。以前は相対式ホーム2面2線を有していたが、駅舎と反対側の旧2番線ホームは、両ホームを連絡していた構内踏切とともに撤去された。
羽後本荘駅管理の無人駅である。現駅舎は2016年(平成28年)3月に供用開始された。
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駅舎内(2023年7月)
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ホーム(2023年7月)
利用状況
「山形県の鉄道輸送」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった[5]。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 10 | [5] |
2001年(平成13年) | 11 | |
2002年(平成14年) | 11 | |
2003年(平成15年) | 6 | |
2004年(平成16年) | 4 |
駅周辺
駅前には車寄せや駐輪場などはなく、国道7号のバイパスから通じる30メートルほどの小路があるのみである。また、女鹿地区の集落とは若干離れており、駅周辺にはバイパスを挟んで民家が数軒あるのみである。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e “駅の情報(女鹿駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月11日閲覧。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、563頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「運転手が勘違い、停車駅を通過 羽越本線、ことし県内2件目」『山形新聞オンライン』山形新聞社、2015年6月29日。オリジナルの2015年7月1日時点におけるアーカイブ。2025年6月25日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月11日閲覧。
- ^ a b “『山形県の鉄道輸送』平成26年度版” (PDF). 山形県. 2016年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月16日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(女鹿駅):JR東日本
固有名詞の分類
- 女鹿駅のページへのリンク