大麻に関する変更とは? わかりやすく解説

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大麻に関する変更

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 12:56 UTC 版)

麻薬に関する単一条約」の記事における「大麻に関する変更」の解説

2020年12月2日国連麻薬委員会制定から59年経過し大麻付表Ⅳから除外することを決定し医療目的使用の道を開き科学的研究推進する可能性がある。この時点医療大麻50か国以上で利用があり、娯楽的な利用許可した議論行っている国もある。 本条第3条統制範囲変更によれば悪影響大きく治療上の利点より大きい世界保健機関判断した際の勧告に従って麻薬委員会附表IV追加することができるとされている。 先の2018年世界保健機関依存性薬物専門委員会 (ECDD)の第40回会議では、カンナビジオールは国際統制すべきではないこと、植物の大麻および大麻樹脂医療大麻)、大麻抽出物ナビキシモルス)、THC合成THCドロナビノール)、THC異性体医学的使用なし)については一部医療的な科学的根拠があり、また乱用報告もあることから世界保健機関により再審査勧告された。 後の2020年に、手順通り世界保健機関 (ECDD) の勧告従い麻薬委員会付表における変更裁定した大麻付表IVからの削除では、賛成27か国、反対25か国(日本反対)、棄権1となり、削除決定された。 大麻に関する薬物規制条約変更 (2020年)世界保健機関による評価麻薬委員会がまとめた各国投票結果大麻麻薬単一条約付表IVからの削除(1段階降格決定 ドロナビノール向精神薬条約から麻薬単一条約移動同格却下 THC異性体同上移動(1段階降格却下 大麻エキス調整THC0.2%未満製剤規制しない(カンナビジオール製剤却下 大麻エキス調整THCを含む製剤単一条約付表III移動降格却下

※この「大麻に関する変更」の解説は、「麻薬に関する単一条約」の解説の一部です。
「大麻に関する変更」を含む「麻薬に関する単一条約」の記事については、「麻薬に関する単一条約」の概要を参照ください。

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