大阪唐木指物
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大阪唐木指物 |
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おおさかからきさしもの |
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木工品 |
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棚、机、台、箱物 |
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唐木製品は、奈良時代の遣唐使によって持ち帰られました。珍しい木が使われていたため、この木を唐の木、唐木と呼んだことが唐木指物のいわれです。 江戸時代に入ると唐木材はすべて長崎に運び込まれ、大阪の薬種問屋がこれを引き受けていました。大阪の唐木製品は手作りで、伝統的な技術・技法を用いて、現在の生活様式に合うように工夫、改良されています。 |
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福井県、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 |
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昭和52年10月14日 |
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シタン、コクタン等の唐木を素材とし、飾棚、茶棚等を始め、座敷机、花台等の机類が主に作られ、堅牢さと落ち着いた雰囲気には定評があります。 |
大阪唐木指物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 07:50 UTC 版)
起源は奈良時代に遣唐使を通じて日本に伝えられた唐木製品といわれる。中国より伝えられた珍しい木が使われていたため、「唐の木」を用いた品であるとして「唐木(からき)」と呼び、それが「唐木指物」の名の元となったと考えられている。安土桃山時代の茶道や書院造りの発展と普及とともに産地形成されてゆく。江戸時代に入ると唐木材は全て長崎に運び込まれ、大坂(大阪)の薬種問屋がこれを引き受けた。 大阪唐木製品は、現在の生活様式に沿うように工夫・改良がされている。拭き漆を重ね、仕上げられる鏡のような光沢のある表面と、重厚な存在感のある唐木が特徴。1977年(昭和52年)10月14日、大阪唐木指物は木工品として経済産業大臣指定伝統的工芸品の指定を受けた。現代の主要製造地域としては、大阪府のほか、兵庫県姫路市等、奈良県奈良市等、和歌山県有田市、福井県越前市の旧武生市域がある。
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