京指物
京指物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 07:50 UTC 版)
平安時代の貴族文化に起源を持つ京指物は、室町時代以降、これを専門とする職人(指物師)が現れ、その後の茶道文化とともに発展していった。 朝廷や公家が主に使用したことから優雅で精緻な細工が特徴。無垢板(むくいた)を用いた箪笥・飾り棚・机などの高級和家具のほか、桐・杉・欅・桑などの素材を生かした箱物・板物・挽物(ひきもの)・曲物(まげもの)などの茶道具がある。1976年(昭和51年)6月2日、京指物は木工品として経済産業大臣指定伝統的工芸品の指定を受けた。現代の主要製造地域は京都市のみ。
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