京料理という名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 06:04 UTC 版)
京都で培われた伝統の料理を「京料理」という名前で包括して表現するようになるのは明治時代以降であると考えられており、京都の特性が培った伝統と技術に対して、後付で付けられたものである。戦前までは大阪の料理とまとめて関西料理(あるいは上方料理)とするのが一般的で、ことさら京料理と強調することは少なかった。 京料理という名称の使用として確認できるものの一例としては、1917年(大正6年)に京都の料理人らによって発足した調理研究好友会が発行する機関誌の名称として残る『京料理の栞』や、1886年(明治19年)から開催され、2005年(平成17年)に100回を迎えた京料理展示大会などがある。
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