大阪・浜勝の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:14 UTC 版)
浜野一(はまの はじめ) - 趙珉和 鰹節問屋「浜勝」の3代目社長。商店街夏ライブであかりと出会い、翌年、失業がきっかけで仕事を探していたあかりを自社の従業員として雇う。 冬美と同じく、あかりを「おのみっちゃん」と呼んでおり、後のお好み焼き屋の店舗ブランドとなった。 商店街バンドでのトロンボーンの演奏に情熱を傾けており、また、当初は経営者としての能力に欠けているところがあったため、小夜子には頭が上がらなかった。 後にあかりに恋心を寄せるようになり、そのことで滝沢を意識していた が、あかりの滝沢への想いも理解しており最後は想いをはっきり伝えられないまま身を退き、滝沢との恋愛こそがあかりの幸せだと考えるようになる。 その後も相変わらず「おのみっちゃん」には常連客として通い続け、恋心は吹っ切ったものの以前と変わらない態度で接している。 有馬(松下)小夜子(ありま (まつした)さよこ) - 川中美幸 - 第17週まで・第25週 浜勝の事務員。会社を切り盛りしている。はじめはあかりを雇うことに反対したが、入社後は何かと彼女に世話を焼く面倒見の良い人柄。 「おのみっちゃん」開店に際しても事細かに手助けして、最終的には(初音を通じて)あかりが浜勝を退社して店に専念できるよう手筈を整えた。 かつては北新地のホステスだったが、先代社長(一の父)に見込まれて浜勝に入社。その後先代が亡くなったため、一の後見役兼母親代わりとして厳しくも愛情を持って接し、縁の下の力持ちとして浜勝を支えてきた。 一の将来も案じ、会社と一を支えるために長年独身を通してきたが、強い熱意を持ってプロポーズしてきた有馬との結婚を決め、浜勝を寿退社した。 浜勝を離れた後も田中荘や浜野のことは気にかけている。 神田栄治(かんだ えいじ) - 赤井英和 浜勝の職人。鰹節を削って30年のベテラン。ダジャレ好きでなぞかけも得意。あかりの住まいとして田中荘を紹介する。 小夜子に片想いしていたが、結局最後までその想いは伝えられずに終わる。 その後、のぞみに実の父親と勘違いされたのをきっかけに彼女のことを気に掛けるようになり、そのために体を張ることもしばしばである。
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