闘士ゴーディアンとは? わかりやすく解説

闘士ゴーディアン

(大滝博士 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 22:21 UTC 版)

闘士ゴーディアン』(とうしゴーディアン)は、タツノコプロ読売広告社が制作し、1979年10月7日から1981年2月22日まで、東京12チャンネル他で放送されたロボットアニメである。全73話。西部劇調の雰囲気が特徴。再放送時はオープニングが変更され、『分身合体 闘士ゴーディアン』と改題された。


注釈

  1. ^ 泉にイクストロンが溶け込んでいるために傷が完治したといわれている。その後、バリーの傷を治すため、再度その泉に赴いている。
  2. ^ 漢字名は「京太郎」(近代映画社刊『ジ・アニメ』Vol.8 P106参照)。
  3. ^ 初めはそのことをサオリたちに黙っていたが、トロスクルスがサントーレに忍び込んだときに真相が発覚した。その後、トロスクルスと再会し、彼にすべてを話している。
  4. ^ ただし、結果的には両者とも裏切り者であるが、ポールの場合は確信犯である。
  5. ^ エンドテロップでは「ヒゲチビ博士」と誤表記されている。
  6. ^ エンドテロップでは「トブロフ」と誤表記されている。
  7. ^ エンドテロップでは「ドグマ大帝」と表記されているが、本編の発音では「ドクマ」と聞こえる。
  8. ^ ドッグマンの表記は『アニメージュ』1981/11付録「スタジオぬえのデザイン・ノート」より。
  9. ^ ポピーのDX超合金「分身合体 ゴーディアン」の取扱説明書には「メカニカル・バイオニクス・システム」と明記。
  10. ^ 第1 - 24話まで。第25話より、オープニングの変更に伴い、元々のデザインを行った、バンダイの村上克司のデザインに準じ、DX超合金「分身合体 ゴーディアン」をアニメーション用に作画した外見となった。
  11. ^ 初期から中盤にかけて叫んでいたが叫ばない事もあり、後半はほぼ完全に省略された。
  12. ^ バリエーションとして、「ブリザードアタック」も存在する。この技はガービンも使用している。
  13. ^ この剣は柄の先が鎖でつながった、一対のグラディウスタイプの中型剣である。
  14. ^ ただし、プラモデルなどの説明では前設定の10mのままになっている。
  15. ^ 初登場の第15話では「マイティーボー」と呼称する。
  16. ^ シャインシェルドの展開前の状態で鍔部を回転させ、それで斬り付ける「レザースクリュー」なる技も存在する。
  17. ^ ポピーのDX超合金「分身合体 ゴーディアン」の取扱説明書では「ガービンフッカー」と明記されている。
  18. ^ 「アバランチアタック」と「グレーシアークラッシュ」を組み合わせた攻撃技である。
  19. ^ ゴーディアンがダイゴに対応しているのは、彼の体内がイクストロンを含有しているからと言われている。実際に、イクストロンを含む泉に浸かって初登場時の拒否反応による大火傷を治療した後のサオリは後日、倒れたダイゴの代理で再びゴーディアンに搭乗しているが、この際には初登場時の拒否反応が生じていない。
  20. ^ 一度だけ「バトルピューター」という呼称があったが、後にマドピューターで統一される。
  21. ^ 「闘獣士」の表記は近代映画社刊『ジ・アニメ』Vol.12 P142参照。「マドックス」の名前は記載されていない。ただし、実際のシナリオでは「マドクス」と表記されている。
  22. ^ ワープ航法とは異なるシステム。発動時にはアノー号全体がワイヤーフレーム状になり、まるで別次元を航行するような描写が見られる。航行レベルは1から5まであり、レベル5では超空間をも突破する事が可能になる。
  23. ^ エンディングは「タツノコプロダクション」表記。
  24. ^ a b c 松山貫之は読売広告社の専務としてタツノコプロに深くかかわり、その創世記を支えた人物の一人。『ゴーディアン』のみならず『ガッチャマン』をはじめ、『キャシャーン』『ヤッターマン』『けろっこデメタン』『ドテラマン』『みなしごハッチ』などの命名者として知られる[1][2]。また、『闘士ゴーディアン』の主題歌の他にも、『ドテラマン』主題歌や「ドロンボーのなげき唄'08」「おだてブタ」(『ヤッターマン』挿入歌)、「ゼンダライオン」(『ゼンダマン』挿入歌)、「燃ゆる火の鳥」(『科学忍者隊ガッチャマンII』挿入歌)など、タツノコ作品の作詞をいくつも手掛けている。1993年に読売広告社を退職した後、1995年12月から1年間はタツノコプロの会長職にも就いていた。2006年、享年83歳で鬼籍に入っている[1]
  25. ^ 『闘士ゴーディアン』のオリジナルサウンドトラックには、このデモテープが特別に収録されている[3]
  26. ^ 名称不明のメカは後年の書籍上の仮称を括弧内に記載。スタジオハード『スーパーロボットマテリアル(タツノコプロ編)』銀河出版、1999年、p.220-221
  27. ^ エンドテロップでは「曽田博久」と誤表記。シナリオおよび『アニメージュ』vol.23('80/5)では正しく表記。
  28. ^ エンドテロップでは「山崎晴哉」と誤表記。『アニメージュ』vol.27('80/9)およびVOL.29('80/11)では正しく表記。
  29. ^ 初期バージョンでの立体化は、放送当時に発売したプラモデルで再現されていた。
  30. ^ 同年3月に発売された。変更されている箇所は各ロボットの頭部、ガービンの腰部、デリンガーの膝形状、プロテッサーの膝塗装。カラーリングもメタリック タイプに変更されている。
  31. ^ シーエムズコーポレーションから譲り受けた金型を使用し、パッケージなどを新規にしたもの。商品仕様は「BRAVE合金」と同様、初期版、後期版の2種を同時発売した。他に新規金型を使用した、ダイゴが搭乗するホバーバイクのミニモデルが付属する。
  32. ^ ダイナマイトアクション!は設定と異なり、プロテッサー、デリンガー、ガービンの分身合体は組み換えで再現されている。
  33. ^ 以前この時間帯では、同じ東京12チャンネル制作の『スパイダーマン(東映版)』を放送していた。
  34. ^ 直後に放送されている、同局制作の『ハイ!土曜日です』の放送開始時間繰り上げに伴うための措置。但し、諸般の事情により、1980年12月27日放送分を以て放送打ち切り。

出典

  1. ^ a b c CD『山本正之 電影ワールド 闘士ゴーディアン オリジナル・サウンドトラック』BSCH-30048、ビー!スマイル、2006年9月13日、ブックレットp12。
  2. ^ 原口正宏 、長尾 けんじ/赤星 政尚:著『創立40周年記念出版 タツノコプロインサイダーズ』講談社、2002年12月20日、ISBN 4-06-330179-6、「第八章 外部にいる輩(ともがら) 松山貫之」196-198頁。
  3. ^ CD『山本正之 電影ワールド 闘士ゴーディアン オリジナル・サウンドトラック』BSCH-30048、ビー!スマイル、2006年9月13日。
  4. ^ a b c CD『山本正之 電影ワールド 闘士ゴーディアン オリジナル・サウンドトラック』BSCH-30048、ビー!スマイル、2006年9月13日、「音楽:山本正之インタヴュー」p4。
  5. ^ CD『山本正之 電影ワールド 闘士ゴーディアン オリジナル・サウンドトラック』BSCH-30048、ビー!スマイル、2006年9月13日、ブックレットp18。
  6. ^ CD『山本正之 電影ワールド 闘士ゴーディアン オリジナル・サウンドトラック』BSCH-30048、ビー!スマイル、2006年9月13日、「音楽:山本正之インタヴュー」p4-5。
  7. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1979年(昭和54年)10月 - 1981年(昭和56年)2月、テレビ欄。
  8. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1980年11月号、徳間書店、112頁。 
  9. ^ 日刊スポーツ』1981年4月22日付テレビ欄。
  10. ^ 福島民報』1979年10月21日、1980年10月11日付朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 『福島民報』1980年4月5日 - 1981年8月29日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 『福島民報』1980年11月13日 - 1981年3月19日付朝刊、テレビ欄。
  13. ^ 『北國新聞』1981年4月2日付朝刊、テレビ欄。
  14. ^ 『日刊スポーツ』1979年10月21日付テレビ欄。
  15. ^ 『日刊スポーツ』1980年4月7日付テレビ欄。
  16. ^ 『日刊スポーツ』1980年9月7日付テレビ欄。
  17. ^ a b c d 番組宣伝用ポスターの各放送局 記載より。
  18. ^ 朝日新聞(大阪本社発行版)』1979年12月1日、1980年4月5日、1980年12月27日付朝刊、テレビ欄。
  19. ^ 熊本日日新聞』1980年11月17日 - 1981年5月14日付テレビ欄。


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