大姫 (源頼朝の娘)とは? わかりやすく解説

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大姫 (源頼朝の娘)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 03:49 UTC 版)

大姫(おおひめ、治承2年(1178年[注釈 1] - 建久8年7月14日1197年8月28日))は、平安時代末期、鎌倉時代初期の女性。鎌倉幕府を開いた源頼朝の長女で母は北条政子。大姫というのは長女を意味する通称であり、本名は一幡とする説があるが不明。


注釈

  1. ^ 保立道久は真名本『曾我物語』に記載された安元2年(1176年)3月条の件について、通説の「(同月に)頼朝は政子の許に通い始めて姫君(大姫)が生まれた」とする解釈を批判して、「頼朝は政子の許に通い始めて(同月に)姫君(大姫)が生まれた」と解釈すべきとする説を唱え、大姫は安元2年の生まれで源義高が殺害された時には9歳であったとする説を唱えている[1]

出典

  1. ^ 保立道久「院政期東国と流人・源頼朝の位置」『中世の国土高権と天皇・武家』校倉書房、2015年、308-309頁。ISBN 978-4-7517-4640-0
  2. ^ 玉葉』同年8月23日条
  3. ^ 保立道久「義経・頼朝問題と国土高権」『中世の国土高権と天皇・武家』校倉書房、2015年、385-388頁。ISBN 978-4-7517-4640-0
  4. ^ 『吾妻鏡』建久5年8月18日条
  5. ^ 川合康『源頼朝 すでに朝の大将軍たるなり』ミネルヴァ書房〈ミネルヴァ日本評伝選〉、2021年。 
  6. ^ 元木泰雄『源頼朝 武家政治の創始者』〈中公新書〉2019年。 


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