変形怪獣 ガゾートII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 16:11 UTC 版)
「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「変形怪獣 ガゾートII」の解説
第15話「幻の疾走」に登場。 以前出現したクリッターが宇宙発電所の次世代の発電システムから送られる電磁波とマイクロ波が巣に直撃して再合体した2体目のガゾート。ゴリガン航空206便を消滅させ、湾岸のマイクロ波発電施設から発せられるマイクロ波に惹かれて日本を目指す。以前の個体は繭状の雲を作りながら飛来していたが、今回は繭を作らず直接登場する。姿形は初代とほとんど変わらないが、目つきは鋭く釣り上がり、両手の鰭(ひれ)はより大きくなり、胸から腹部の両脇にかけてついている黄色い発光体の部分が若干大きくなり、頭の位置は少々下がり、脇の下もよりスリムになっている。 体内のプラズマエネルギーは以前より比較的強力になっており、さらにマイクロ波を吸収しているため帯電体質になっており、これによって半径10キロ以内の計器を狂わせ、あらゆる通信機器とガッツウイングが不調に陥り、乗用車なら一瞬で作動不能にする。しかも、マイクロ波に異常に神経質になっており、性格も以前より凶暴化している。さらにパワーとスピードも大幅に向上しており、口から放つ電撃球の威力も強化されている。 マイクロ波発電施設付近に降下し、マイクロ波発生装置を積んだシャーロックと突如現れたアオキ・タクマの乗ったオートバイによってある程度誘導された後、ティガと対決する。ハンドスラッシュを無効化し、マルチキックを跳んでかわし、光弾の連続発射でティガを圧倒するが、その光弾をデラシウム光流に変換され、跳んでかわすものの地面でバウンドしたそれに当たり爆発四散する。 スーツアクター:北岡久貴 着ぐるみはガゾートを改造したもの。口がより大きく開閉するように改修されている。 墜落死したアオキ・タクマが出現したことについてホリイは「人間の霊魂はプラズマだという説があり、ガゾートの強力なプラズマエネルギーがタクマの霊魂に反応したため」と推測する。 劇中に登場するガゾートは今回と前回の個体のみだが、第28話でクリッターとガゾートによる事故が絶えないとのナレーションがあり、これら以外の個体も現れていたことが示唆されている。
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