壮年期・中年期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:16 UTC 版)
管理職となる者が増えるに連れて、ポスト競争の激化と責任の重圧から精神的疾患を抱えるホワイトカラーやブルーカラーが増加している。社会生産性本部「産業人メンタル・ヘルス研究所調べ」では、バブル世代のほとんどが30代であった2004年時点での心の病が最も多い年齢層は30代で49.3%であった。 また、特に2008年(平成20年)のリーマンショック以降の不況によって職を失い、非正規雇用者となる者もおり、男性ではバブル世代が20代後半から30代前半に属していた1995年の非正規雇用者率は約3%程であったが、30代後半から40代前半に属していた2005年(平成17年)には約7%、2010年(平成22年)には約8%と増加傾向にある。 政府が高年齢者雇用安定法の改正により事実上70歳定年制導入を推し進めているため、人件費の硬直化を避ける企業がその前にボリュームゾーンであるバブル世代の圧縮を図る動きが相次いでおり、パナソニックが事実上バブル世代を狙い撃ちにしたリストラを発表するなど、各企業はバブル世代の人員削減を推し進めている。
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