塚山古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 00:55 UTC 版)
塚山古墳(つかやまこふん)
- 塚山古墳 (宇都宮市) - 栃木県宇都宮市にある古墳。栃木県指定史跡。
- 塚山古墳 (養父市) - 兵庫県養父市にある古墳。兵庫県指定史跡。「大藪古墳群#塚山古墳」参照。
- 塚山古墳 (五條市) - 奈良県五條市にある古墳。
- 塚山古墳 (出雲市) - 島根県出雲市にある古墳。出雲市指定史跡。
塚山古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 22:25 UTC 版)
塚山古墳(つかやまこふん)は、養父市大藪字塚山にある古墳。 墳丘は一辺約35メートルの方形基壇(兆域)上にあり、墳形は円形で直径35メートル・高さ11メートル(東側)を測る。主体部の埋葬施設は両袖式の横穴式石室で、南東方向に開口する。石室の規模は次の通り。 石室全長:12.1メートル 玄室:長さ4.82メートル、幅2.54メートル、高さ3.6メートル 羨道:長さ7.28メートル、幅1.47メートル、高さ1.8メートル 墳丘の中心は玄室の奥壁に位置する。玄室の奥壁は3段積みで、側壁は基底石を3石とする3段積みで構築される。天井石は1枚で、長さ4.8メートルを測る但馬地方では最大規模の石材になる。石室の内面には赤色顔料の塗布が認められる。副葬品は詳らかでない。 築造時期は古墳時代後期の6世紀後半頃と推定される。こうもり塚古墳と近接することから、被葬者は近親関係にあると推測される。 玄室(奥壁方向) 玄室(羨道方向) 羨道(開口部方向) 羨道(玄室方向) 開口部 墳丘丘陵端を切断して方形壇・墳丘が構築される。
※この「塚山古墳」の解説は、「大藪古墳群」の解説の一部です。
「塚山古墳」を含む「大藪古墳群」の記事については、「大藪古墳群」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 塚山古墳のページへのリンク