国華砲火【コッカホウカ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8883号 |
登録年月日 | 2001年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 国華砲火 よみ:コッカホウカ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 20日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「国華芳菊」を交配して育成されたものであり、花は濃紫ピンク色の中輪で、観賞用鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは極太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多、節間長はやや短である。葉身長はかなり長、葉幅は広、葉の縦横比はやや小、基部の形は凹、葉柄の長さはかなり短、一次欠刻はやや深、葉裂片縁部部の重なりの程度は重なる、表面の色は濃、裏面の色はやや濃、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は3~4深裂以上、大きさはやや大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさ及び厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多である。管状花数はかなり少、分布は散在、長さは中である。花弁の形は舟底弁及び管弁Ⅰ、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり大、幅は中、外花弁の表面の色は濃紫ピンク(JHS カラーチャート9213)、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は垂れ、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は中央部の凹んだドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり大、花首の太さはかなり太、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「国華満天」と比較して、葉の基部の形が凹であること、葉裂片縁部が重なること、外花弁の表面の色が濃紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に出願者のほ場(大阪府和泉市)において、出願者所有の育成系統に「国華芳菊」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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