国華の里【コッカノサト】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6660号 |
登録年月日 | 1998年 7月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 国華の里 よみ:コッカノサト |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 7月 18日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統に「兼六白菊」を交配して育成されたものであり,花は黄白色の厚物のかなり大輪で,観賞用の鉢植え向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは8.0㎜以上,色は淡緑,強さは強,縦じわは中,稲妻型屈曲は無,節間長は10~19㎜である。葉身長は125~149㎜,葉身幅は75~99㎜,基部の形は凸形,先端部分の形は尖,一次欠刻は 0.30~0.69㎜,二次欠刻の程度は低,葉裂片縁部の重なりはやや拡がる,表面の色は濃緑,裏面の色は緑,光沢度はやや低,厚さは中,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは大である。つぼみの形は平,花の大きさは200~249㎜,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は400~599,管状花数は10~49である。花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,外花弁及び内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは110㎜以上,幅は15.0~19.9㎜,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501),外花弁の角度は垂れ,花の中心部の色は外弁と同色である。花たくの形は平らなドーム状,総ほうの大きさは50㎜以上,総ほう部から花頂部までの高さは60~79㎜,花首の長さは10㎜未満,太さは8.0㎜以上である。季咲きの開花期は秋で,育成地(大阪府和泉市)における自然開花期は11月上旬である。 「国華武蔵」と比較して,葉身長が短いこと,葉幅が狭いこと,葉の基部の形が凸形であること,花首の長さが短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に出願者のほ場(大阪府和泉市)において,白色,厚物の出願者所有の育成系統に「兼六白菊」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 国華の里のページへのリンク