国王としてのカリスマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:40 UTC 版)
「パタリロ・ド・マリネール8世」の記事における「国王としてのカリスマ」の解説
他人をからかうのは好きであるが、本当に困っている人は放っておけず、命がけでタマネギ部隊や国民(あるいは全人類や地球)を守ったり国王の権力をもって温情のある計らいを見せたり、タマネギ333号が戦争の脅威から世界を救ったことよりも自分の命と引き換えに人造人間を救った気高い行為を理由に333号を永久欠番にするなど、国王の名に恥じない正義感と指導力の持ち主でもある。また心情的にも政治と人情の重みの差に悩み、自分の生命エネルギーと引き換えに病人を治す特殊能力を持つ航空宇宙局のロビー少尉を、某国の戦争を止めるために必要不可欠な平和運動家の命を救うためにやむを得ず見殺しにした時には、「心の底から」泣いていた。しかし、本人は照れているのか「偽悪者」となり、普段は近付くのが危険なほど悪ふざけに精を出し度々手痛いしっぺ返しを喰っている。その一方で、自分に害をなすと思われる人物の抹殺を依頼したり、自分を慕ってくれた妖怪を死に追いやった組織に対し完全抹殺を行うようタマネギに命令したり、時にはゲームを装って自らの手で死に追いやることも躊躇わない冷酷さも持ち合わせる。先述の外見もあって、どこまで真面目でどこまで冗談か分からない扱いにくい人物である。本来はいわゆる「ボケ役」だが、オムニバス的性質の強い本作の主人公だけあって、エピソードによってはツッコミ役に徹することも多いため、パタリロよりもエキセントリックなゲストキャラが登場した場合は相対的にまともな性格になることが多い。国民の支持率は0.3%(パタリロ!539)。
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