国会内のファッション雑誌撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:30 UTC 版)
「蓮舫」の記事における「国会内のファッション雑誌撮影」の解説
ファッション雑誌『VOGUE NIPPON』2010年11月号P.156-161に特集として、国会議事堂の中央階段等で、アルマーニ等、高級ブランド服を着たポーズをとっている蓮舫の写真を掲載した、と産経新聞に報道された。議事堂内での撮影について、私的な宣伝や営利目的に当たる行為は許可されていない。掲載された写真4カットのクレジットには、衣装の価格とブランド名が掲載されており、参議院事務局は宣伝行為と判断した。また、記事内容は政治活動を記事にしたもので問題はないとしている。10月7日、この撮影に対して、西岡武夫参院議長が口頭で蓮舫を注意した。これらの批判に対して、蓮舫は「撮影場所が不適切であるとか、懸念を抱かせてしまったとしたら、率直におわび申し上げる」と陳謝した。その上で、「国会議員はさまざまな手段で情報を発信しているが、その一つの手段として雑誌の取材に応えることは大切だ」と述べるとともに、参院議長から注意されたことには「個人的な立場で心配をされている、という先輩議員としてのアドバイスをいただいた」と説明した。この件について民主党の羽田雄一郎参院国対委員長は記者会見で「政治活動の一環だと思っているかもしれないが、一般的にどうか。自分と他人のとらえ方は違う」と述べた。2010年10月14日、参議院予算委員会にて、小幡幹雄参議院事務総長は、自民党の西田昌司参院議員の撮影許可の経緯についての質問に対して、申請書の撮影目的欄には「議員活動の記録のため」と記載されていたが、宣伝色の強いものであるため注意喚起をした、と答弁した。蓮舫は「参院側から『議員活動の記録のため』と書くように示唆があった。撮影場所の確認時も、参院担当者は『この場所なら大丈夫だ』と言った」と述べたが、のちに蓮舫はこの答弁について「私の誤解に基づいた答弁で、撤回し謝罪したい」と答弁、撤回している。 産経新聞政治部次長の船津寛は、この雑誌インタビューで蓮舫が「ギャルからOLのお姉さんまで全員立ち止まる政治家というのは、私しかいない」と発言したことについて、「こりゃだめだと感じたできごと」であると述べている。
※この「国会内のファッション雑誌撮影」の解説は、「蓮舫」の解説の一部です。
「国会内のファッション雑誌撮影」を含む「蓮舫」の記事については、「蓮舫」の概要を参照ください。
- 国会内のファッション雑誌撮影のページへのリンク