国会以外の日本の衛視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 06:29 UTC 版)
地方公共団体やその議会においては、条例等により、庁舎管理や警備にあたる職員の職名を「衛視」と規定している場合が見られる。 地方公共団体における衛視は、名称の上では衛視であっても、国会の衛視と異なり、警察権の執行などを行う職権は存在しない。衆参両議院の衛視は執行職であるが、この場合は、単に同一の職名を使用しているに過ぎず、内実は大きく異なる。 またこの他、伊勢神宮等の大規模な宗教法人や一部の政党等では警備を外部の警備会社に依託せず、独自に警備専任の職員を雇用して警備に当たらせている場合がある。このような場合の警備職員も衛視と呼ばれることがある(なお、伊勢神宮では「衛視」ではなく「神宮衛士」の表記を用いており、読み方も「えいし」ではなく「えし」または「えじ」である。
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