四川大地震に伴う影響とは? わかりやすく解説

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四川大地震に伴う影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 05:21 UTC 版)

九寨溝」の記事における「四川大地震に伴う影響」の解説

九寨溝地域2008年5月12日四川大地震断層帯からは離れており、被害軽微であった。しかし周囲道路一時不通となり、当時滞在していた観光客最初に開通した甘粛省蘭州市などへの陸路移動により順次この地を離れた九寨黄龍空港への道も開通し全ての観光客がこの地を離れたのは5月17日であった成都からの主要ルートである国道213号都江堰茂県松潘経由)は震源地汶川経由していたため、土砂崩れ橋梁崩壊などにより道路が寸断された。大型車通れるまでに復旧したのは2009年7月であり、それまで迂回路使用余儀なくされた。九寨黄龍空港被害無かった九寨溝観光受け入れが約1ヶ月間中断していたため、その期間は定期便1日1便までに減少した。 安全が確認され物資安定供給可能になり次第空路経由による観光客受け入れ再開されることになった航空便7月からは増便続き2008年8月6日には四川省観光局から「ツアー再開宣言」が出された。主に中国国内団体客が利用するバスツアーについては、蘭州市から甘南チベット族自治州経由する新ルート開拓された。また、成都からの東回り綿陽平武経由経由での定期バス運行され始めた。なお、この東回り道路地震の被害大きく受けていたうえ現地災害復興優先する必要があったことから運行不安定なものであったこのため震災後しばらくの間空路観光客の足の中心となり、空路輸送量制限運賃の高さから観光客激減した例年であれば1日1万人以上が入場する2008年10月紅葉期)の休日でも、2000人前後と低迷した観光再開当初観光客の安全を優先したため、徒歩での観光認められなかった。九寨溝グリーンバスでも自由乗降はできず、バスでのガイドツアー方式のみとなっていた。 2010年4月地震により制限受けていたバスツァーが、綿陽平武経由東回りルートで、全面再開された。これで、陸路空路によるツァー選択出来ようになった。本来のメインルートである西回り国道213号)は、復興工事難航していたが、工事完成により、2010年11月30日片側通行交通管制解かれ全面通行通常戻った。これにより、ツァー九寨溝松潘方面へのよう距離バス西回りメインルート戻った2011年8月汶川川主寺間道路整備完成し、約1時間短縮となった。但し、地震による地盤弱化影響もあり、夏季大雨による崖崩れなどにより、西回り東回りとも交通不能になることもある。

※この「四川大地震に伴う影響」の解説は、「九寨溝」の解説の一部です。
「四川大地震に伴う影響」を含む「九寨溝」の記事については、「九寨溝」の概要を参照ください。

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