吸血宇宙星人 ドラキュラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:28 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「吸血宇宙星人 ドラキュラス」の解説
第36話「夜を蹴ちらせ」に登場。 カーミラ星と呼ばれている惑星から宇宙船に乗り、人間の女性を皆殺しにして地球人類を根絶やしにしようと地球に侵入した宇宙人。変身(巨大化)した時の外見はまるでコウモリのようであり、他の生物の血液やエネルギーなどを吸収して生きている。 地球への侵入後は半年前に心臓麻痺で死亡した鈴村みどりの遺体に憑依し、その妹を名乗ってみどりの姿のまま彼女の生前の知人たちの生き血を次々と啜って殺害する。MATの調査により正体が露見し、飛行能力により逃走するも乗っていた宇宙船がマットアロー1号の攻撃により墜落した後、巨大化してウルトラマンジャックと戦う。ジャックのことを「宇宙人に味方しない裏切り者」と非難する。 武器は口からの毒噴煙と赤い光線。毒噴煙には相手を麻痺させる効果がある。また、牙も武器となっており、毒噴煙を浴びせて動きを封じたジャックの肩に背後から牙を突き立て、血の代わりにエネルギーのほとんどを吸い取る。夜行性のため、弱点は眩い光。最後はジャックが投げたウルトラブレスレットから閃光を浴びせられ、怯んだところにウルトラクロスを心臓に刺されて死亡した。遺体は灰になって散り、その場にはみどりの死体が残されていった。 演(人間体):戸部夕子 声:梶哲也(ノンクレジット) スーツアクター:遠矢孝信 デザイン:井口昭彦。全身とは別に頭部のデザインが起こされている。 宇宙船のプロップは、後に『ジャンボーグA』でグロース星人の宇宙船として流用された。 その他の作品に登場するドラキュラス特撮テレビ番組『レッドマン』に登場。 漫画『かがやけ ウルトラの星』では、怪獣軍団の一員として登場。巨大ヤプールに率いられて四国地方に出現し、ウルトラマンAと戦う。後に他の怪獣と合流してウルトラ兄弟と戦うが、Aのウルトラサンダーを受けて倒された。
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