吸引怪獣 ギュルンバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 06:58 UTC 版)
「電光超人グリッドマンの登場怪獣」の記事における「吸引怪獣 ギュルンバ」の解説
第32話「人間掃除機の襲撃!」に登場。 強力な吸引能力を持った怪獣で、巨大な口で何でも吸い込んでしまう。両腕に3本の長く鋭利な爪を持ち、指の付け根にある発射口から竜巻状の破壊光線を発射して物を破壊する。また、システム破壊光線を手から放つ。尻尾の先端には鋏があるが、戦闘で使うことはなかった。 武史が道端にガムを吐き捨てた男を注意して逆ギレされ、暴行を受けたことに腹を立て、「公衆道徳を守らない人間のクズ」を掃除するために生み出した。 コンピュータ制御式のハイテク掃除機に侵入し、「人間掃除機」に作り替え、マナーの悪い人間を次々と吸い込んでいった。掃除機ごと移動していたため、当初は所在が掴めなかったが、一平が掃除機を自宅に誘導させ、直人が仕込んでいた充電コードを使い、掃除機が目の前のコンセントでバッテリーを充電し始めた隙にグリッドマンが突入する。 吸引攻撃でグリッドマンをも吸い込もうとしたが、サンダージェットのサンダーミサイルで口の下顎を破壊されて吸引攻撃ができなくなり、形勢が逆転。サンダーグリッドマンに光弾もかき消され、サンダーグリッドビームで倒された。 事件後、直人たちは「ゴミを捨てなきゃいけない」と被害を受けた親たちに叱られ、最初のターゲットになった掃除機に吸い込まれたガムを吐き捨てた男は懲りずにガムを吐き捨てたために、武史に再度注意され、武史をまた殴ろうとしたが、武史にギュルンバのことを持ち出されたために怯えて逃げ出した。やり方に問題はあったものの、武史が善行を行い、事件解決に貢献した直人たちが小言を言われるため、いつもとは逆でハッピーエンドを迎えるという珍しい話であった。 スーツアクター:三宅敏夫 名前は吸い込む語感に由来する。 着ぐるみはメカバモラの改造。口はステルガンの頭部を改造したもの。原案では「大口怪獣ハングリオン」という名称で、腕と頭部が変更されている。デザイン画では口が小さく、バモラの改造案であった「高周波怪獣フレグエン」の要素を引き継いでいる。
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