史上最強の称号とは? わかりやすく解説

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史上最強の称号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 19:28 UTC 版)

木村政彦」の記事における「史上最強の称号」の解説

15年不敗、また関係者からの圧倒的な評から、木村はしばし史上最強柔道家評価される同じく史上最強評価されることもある山下泰裕木村両方全盛時代を知る広瀬巌1941年日本選士覇者)は、「今、山下君が騒がれているけれど、木村強さはあんなものじゃなかったよ」と言い1948年全日本選手権制し東京五輪監督務めた松本安市は「絶対に木村史上最強だ。人間離れし強さがあった。ヘーシンク山下含めて相手にならない」と語っている。 前三角絞めの開発者として有名な高専柔道出身早川勝旧制六高OB)は「比べものにならない山下君もたしかに強いけども、僕らの時代木村先生何十秒間試合できるかというのが話のタネだった」と語っている。同じく両者全盛時を見ている柔道新聞主幹工藤介は「技の切れ、凄さからすればやはり木村君だ」と評している。直木賞作家寺内大吉も「戦中木村柔道をぼくはほんの二試合ほどしか見ていないが、それでも『鬼の政彦』を実証する強さだった。もちろん比較できない山下泰裕より遙かに上位をゆく豪力であったと思う」と語っている。 拓大留学経験があり、四十歳代の木村乱取りもしているダグ・ロジャース東京五輪重量級銀メダリスト)は、「今の柔道家では木村先生勝てません」「ヘーシンクルスカですか。彼らでも無理ですね」と語る。木村愛弟子全日本選手権覇者でもある岩釣兼生は、現役時代50歳の木村とやっても寝技はまったく歯が立たなかったとし、「木村先生パワーにはぜんぜん敵わない思いますよ。山下君に間違いなく腕緘極めるでしょう。これは断言できます。私でもロジャースでも寝技ぼろぼろやられましたから」と発言している。 同じく木村稽古をつけてもらった弟子蔵本孝二モントリオール五輪中量級銀メダリスト)は「(山下とは)ぜんぜん問題にならないです。立って寝て腕緘一発です」としている。蔵本はほかに「僕が五輪世界選手権戦った選手たちより五十代木村先生パワー圧力のほうがずっと強かったですから。現役時代強さ想像できないですよ」と述べている。 拓殖大学後輩極真空手創始者である大山倍達実際に木村試合観戦しているが「木村全盛期であればヘーシンクルスカも3分ももたない断言できる」と述べている。

※この「史上最強の称号」の解説は、「木村政彦」の解説の一部です。
「史上最強の称号」を含む「木村政彦」の記事については、「木村政彦」の概要を参照ください。

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