可搬型のテレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 17:14 UTC 版)
ポータブルテレビ 持ち運びができるように小型化したテレビ。1970年代後半には外出先でも視聴が可能なポータブルテレビが登場したが、この頃はラジカセとの一体型で、モニターはブラウン管かつ白黒であった(1978年に東芝が発売したラジカセ付きGT-4500などがあった)。1980年代に入ると液晶を用いることで手の平サイズにまで小型化され(最初期のモニターは白黒)、80年代半ばにはカラー受信機が登場した。アナログ放送の終了・デジタル放送(フルセグ)への移行に伴い、先にワンセグ方式の受信機が登場したが、現在はフルセグで受信可能な機種も供給されている。ただ、フルセグ対応も含めたテレビチューナー搭載の携帯電話・スマートフォンとの競合関係にあり、市場は大きくない。 ワイヤレステレビ チューナー機器とモニターが独立しており、両者の間で映像および音声信号を無線通信(無線LANなど)により伝送するもの。室内アンテナを使用したテレビ受像器との違いは、アンテナ端子からの入力により確実に受信できる事と、モニターが液晶ディスプレイによる可搬性を重視した物、さらに充電式で(電源)ケーブルフリーな物であること。
※この「可搬型のテレビ」の解説は、「テレビ受像機」の解説の一部です。
「可搬型のテレビ」を含む「テレビ受像機」の記事については、「テレビ受像機」の概要を参照ください。
- 可搬型のテレビのページへのリンク