参考・年6場所制以前入幕で5場所優勝の力士
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「全6場所制覇」の記事における「参考・年6場所制以前入幕で5場所優勝の力士」の解説
達成者1月場所3月場所5月場所7月場所9月場所11月場所通算優勝回数栃錦 1960年 1953年 1954年 1959年 1952年 - 10回 若乃花 1958年 1960年 1956年 1958年 1958年 - 10回 当然ながら全6場所制覇達成の前提条件は年6場所制以後の力士となるが過渡期における第一人者、栃若時代の両雄が5場所までで優勝達成している。 栃錦は戦前の1939年の初土俵で初優勝の1952年でさえ年3場所制、一番優勝と縁のなかった1月場所での初優勝が1960年で初土俵から21年目でこれが最後の優勝だった。 ともに11月場所での優勝だけがなかったが同場所は1957年の新設から4年連続で大関以下が優勝、「横綱の優勝できない場所」のジンクスは栃錦の引退後の1961年に破られた(優勝は大鵬)。1958年には、14日目まで若乃花12勝1敗1分、朝汐13勝1敗で、千秋楽結びの一番で対戦し、朝汐に敗れて優勝を逃した。 このほか、全場所制覇をあと1場所で逃した5場所で優勝の力士では玉の海がいて1月場所だけ優勝がなかったが現役死した1971年には初日から14連勝しながら千秋楽で大鵬に逆転され32回目最後の優勝を許している(なお玉の海の優勝回数は最終的に6回で、この時に優勝していれば「全場所制覇した力士の最終優勝回数が7回」という最少記録になっていた)。
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