原作に登場したアイテム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 15:40 UTC 版)
「姫ちゃんのリボン」の記事における「原作に登場したアイテム」の解説
魔法のリボン 人間界にいる別人に変身することが出来るアイテム。何万年も昔から魔法の国に代々伝わるアイテムで、エリカの修業の際に姫子に貸し出された。 リボンを頭の後ろに身につけて、鏡などの自分の姿が映る物の前で、両手を顔にあてて呪文を唱えることで変身することが出来る(変身を解く時も同様)。また、リボンを身につけている間はぬいぐるみなどを一つお供(マスコット)として自由に動き話させることが出来る。リボンが破けると変身することが出来なくなり、お供も元に戻ってしまうが、1週間程度で元通りになる。 変身している間はペンダントに変化し外すことが出来ない。変身していられるのは1時間だけで、1時間経つ3分前になるとペンダントが音を出して知らせてくれる。1時間経っても変身を解かなかった場合は一生元の姿に戻ることが出来なくなる。その場合は使用者が一生を終えた瞬間に生まれ変わるという形で元に戻ることが出来るが、元の姿で生き返るという保証はない。リボンの力は強大であり、魔法のリボンの効果に対して変更や無効化を促すことは大王様など強力な魔法力を持つ者であっても不可能だとされる。 変身する時の呪文は、「パラレル パラレル ○○になーれ」。変身を解く時には、変身する時の呪文を逆さにして「ルレラパ ルレラパ 元の姿になーれ」と唱える。 アニメ版ではエリカが発明したという設定になっている。デザインも一部変更されており、中央の結び目に赤い宝石のような光沢のある丸い飾りが施されている。また、リボンと連動する装置として腕時計があり、変身するときには腕時計の蓋を開ける必要がある。1時間経った場合に元に戻る方法も「使用者が死亡すると元の姿に戻るが、生き返らない」という設定に変更されている(なお、アニメ版で姫子が命を落とした時には、エリカの寿命の一部分を姫子に分け与えるという条件で王様が姫子を生き返らせてくれた)。 魔法のキャンディー 食べると体を大きくしたり小さくしたりすることが出来るアイテム。赤いキャンディーと青いキャンディーがあり、一度食べると反対効果を持つキャンディーを食べるまで効果は持続する。同じ種類のキャンディーを複数個同時に食べることで、より大きくなったり小さくなったりできる。作中ではもっぱら「元のサイズより小さくなるため」と「そこから元のサイズに戻るため」に用いられた(例外として、ポコ太は元のサイズより大きくなって廃屋の工事業者を追い払った)。 エリカを救ったことへの礼として姫子が王様からもらったもので、他に候補として「箱いっぱいの宝石」、「のぞくたびに美しくなれる魔法の鏡」、「どんな難しい問題もスラスラ解ける魔法のペン」、「7つの願いごとをきいてくれる魔法の花」などがあった。キャンディーを選ばざるを得ない状況になり他を諦めたものの、姫子は当初「魔法のペン」と「魔法の鏡」と「魔法の花」で迷っていた。 アニメ版では代わりに秘密のハートタクトが使用されているが、最終回で泉に封印されたアイテムのひとつとして登場している。
※この「原作に登場したアイテム」の解説は、「姫ちゃんのリボン」の解説の一部です。
「原作に登場したアイテム」を含む「姫ちゃんのリボン」の記事については、「姫ちゃんのリボン」の概要を参照ください。
- 原作に登場したアイテムのページへのリンク