十両昇進回数記録更新から引退まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:01 UTC 版)
「希善龍貴司」の記事における「十両昇進回数記録更新から引退まで」の解説
2018年1月場所は西十両14枚目で迎えたが、この場所も左膝の状態が思わしくなく、11日目に負け越しが決定し、最終的には3勝12敗となり、またしても1場所で幕下に陥落することになる。この大敗により東幕下8枚目まで番付を下げたが、翌場所より連続で勝ち越す。7月場所では東十両13枚目に再昇進し、史上最多記録を更新する9回目の十両昇進を果たした。その7月場所も中盤に負けが込んで10日目に負け越して9月場所で東幕下筆頭へ下降。9度目の幕下陥落となり、これもまた歴代最多記録となった。幕下では2016年3月場所以降10場所連続で勝ち越していたが、その9月場所は2勝5敗で2016年1月場所以来の負け越しとなった。これ以降は左膝の怪我が悪化した影響などがあり幕下での土俵が続き、10度目の十両昇進は果たせず2020年7月場所限りで現役を引退した。現役最後の一番では朝玉勢に対し、得意の上手投げで勝利した。引退に際して「十両に上がれずに辞めていった人もいる。1回も勝ち越せなかったのは悔しいが、恥ずかしい記録じゃない。常に勝ち越して上を目指そうという気持ちだった」と振り返った。断髪式は同年8月16日、木瀬部屋内で執り行われた。 引退後は郷里の善通寺市役所職員として働いており、ボランティアで地元の相撲クラブで小中学生の指導をしている。
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