十両昇進後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:30 UTC 版)
新十両の2021年1月場所は持ち前の馬力を生かせず5勝10敗に終わり、1場所で幕下に転落したが、3月場所では幕下2枚目で勝ち越し、1場所で十両に返り咲いた。再十両の5月場所は12日目に十両の番付では初めての勝ち越しを達成して「最低限なことはできた」と安堵した様子を見せたが、14日目の松鳳山との取組で右足首を痛めてしまい、千秋楽は自身初めての休場となった。 11月場所は4日目時点で単独の全勝に躍り出るなど絶好の滑り出しとなった。その後も白星を重ねて8連勝で勝ち越しを決めた。 12月11日の稽古後、2022年の抱負として怪我無く全6場所皆勤することを語った。 2022年(令和4年)1月場所で東前頭18枚目となり新入幕を果たした。新入幕会見の際には、祖父の大鵬の新入幕場所の成績と比べずに勝ち越しを目指したい旨を語った。この場所6日目には大関経験者の栃ノ心を寄り切りで下した。取組後「つかまってしまったけど、前傾姿勢は崩れていなかった」「めちゃくちゃ重かったです」と取組の感想を述べ、新入幕場所であるこの場所の感想については「毎日楽しく相撲を取っている。気持ちがいい。気分がいい」とコメント。その2022年1月場所は10日目を終えた時点で7勝3敗だったが、そこから5連敗を喫して7勝8敗の負け越しに終わり、翌場所の十両陥落が決定した。東十両筆頭となった3月場所では、4日目からの5連勝などもあり10日目に勝ち越しを決め十両優勝争いにも加わっていたが、11日目から4日間で3敗を喫し優勝争いからは脱落。しかし千秋楽の勝利で10勝5敗で同場所を終え、十両1場所で再入幕を確実とした。
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