十九夜塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/27 02:18 UTC 版)
旧暦19日の月待の記念として、十九夜講中によって造立された塔である。十九夜講のほとんどは女人講、念仏講である。子安講といい、安産を祈願することもある。「十九夜塔」「十九夜念仏供養」などと刻まれた文字塔と如意輪観音の刻像塔があり、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉などに分布する。 栃木県では女性を護る「十九夜様」として石仏が建てられ、旧暦19日には供え物をしたり、月が出るまで女性がここに集まって念仏を唱えて飲んだり食べたりする行事がみられた(男性も加わるようになり継続されている地域もある)。
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